いっしょくんの日記

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2005年05月17日(火)  主張

 職場には 若いヘルパーさんがたくさんいます
 
 Yさんのお気に入りの女の子がいて
 とても優しくしてくれるので喜んでいます
 このFヘルパーさんはみんな身内感覚で接しています
 家族から離れて生活しているお年寄りにとって
 何よりの元気の素ではないでしょうか
 
 YさんとFさんが委託販売の雑貨屋さんが来たときに
 館内を一緒に出かけていき
 お菓子を買ってもらい Yさんの部屋で
 一緒に食べた というのは聞いていました
 Fさんらしい 家庭的な対応だな・・・なんて
 思っていました
 1週間ほど前の出来事です
 
 今日 Yさんは精神科受診で
 私がもう1人の担当女性の
 Kさんのところへ行っている間に
 Mヘルパーと出かけていきました
 Yさんは久しぶりの外出に
 クリニックの近くのパン屋さんで
 クリームパンを買ったそうで
 ひとつは自分にもうひとつは私に ということなのです
 『私はいつでもかって食べられるから
  せっかくだからYさんが召し上がって』
 と いつものようにやんわりとお断りします
 「いいや 一緒に食べる」
 そのつもりで買ってきたからでしょう
 引きません
 『Mヘルパーさんにもあげないとね』
 「すすめたら 食べたからいらん言われたよ」
 『じゃあ明日 Yさんかヘルパーさんが食べないで
  パンが残っていたら いただこうかな』
 「ほんとやで」 
 『うん ごちそうになる』
 そういって 部屋を出てきました
 1階でMさんに会いました
 『クリームパン お断りしたの?残念そうでしたよ』
 「だぁってさぁ すすめられたけど
  しっかりした人からならいただけるけど
  Yさんからはいただけないわよ
  家族だって まさか私がYさんの買ったものを
  食べてるとは思わないでしょ
  そういうのできないなぁ」
 『なるほどね 確かに・・・』
 私もMさんに近い考えだったせいか
 食べずに出てきてしまったものなぁ
 
 なかなか難しいことです
 ご家族が見えたとき 一緒にお茶をいただいて
 お菓子を食べながら おいしいおいしい言いながら
 お話はするのですが
 ご本人前にして 2人きりではなかなかできないです 
 Fさんの処遇の仕方と 明らかに違う点は
 ここなのかな・・・
 仕事として割り切って一線を引いてしまうのと
 家族並なお世話をするやりかた
 足して2で割るといいのかもしれないですね
 色々なヘルパーさんがいるものです


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