土曜日からの熱は木曜の朝まで続いたわけですが 月曜から木曜まで 骨折したYさんのお見舞いにも 行かれなかったわけです 気を悪くしてないか 怒っていないかと 病院の駐車場からはやる気持ちを抑えます 忘れてないかな・・・ 病室に入ると頭部を起こして座った状態になっていたYさんが 私の顔をみるなり クチャクチャな顔で笑ってくれたのです それがどんな言葉より 待っていてくれたことが伺えます ・・・よかった ずっと熱が下がらなかったこと 今も上の娘が高熱で 寝込んでいることを話すと すぐに うんうんと 頷いてくれました
Yさんの両手に刺さっていた点滴は外れ むくみも取れ 座る時間も長くなり なにより リハビリが始まったと報告をしてくれました 『よかったねぇ 一週間で見違えるようになって ・・・・嬉しいね』 「来てくれてよかった」 2人して この繰り返しです 表情も良く 会話もはっきりとしていたので ずーっと冷蔵庫にしまってあった水羊羹をすすめてみると とても嬉しそうに頷きました 少しずつ スプーンで崩しながら口に運びます Yさんが 何よりもして欲しかった食事介助です 嬉しそうに口をあけて あっというのに食べてしまいました 『何か食べたいものある?』 「うーん・・・」 『水羊羹は今食べたでしょう?プリンとかゼリーとか ヨーグルトとか そういうものだったら 食べても大丈夫だと思うよ?』 「・・・プリンいいなぁ」 『わかった じゃあ今度はプリン持って来ようね』
私がこれなかった間 三女が来てくれて 今日は次女が始めて山口から出て来るというので 私は早々に失礼して来ました 『これだけ元気になったのなら お見舞いは嬉しいね 本当に2週間あまりで退院できちゃいそうだね』
よく笑うYさん 心配は吹っ飛んでしまいました お見舞いから帰ったその足で 上の娘を小児科へ・・・ 下の子も私も上の子も 同じ風邪のウィルスだったと 私は確信を持ってしまいます 熱は自然治癒力で・・・と言う先生なので 下痢に効く漢方薬が出されました 泣けるほどのみにくいようです 頑張って治しましょ
|