いっしょくんの日記

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なんとなく 書くんで〜
なんとなく 読んで下さいね。

2006年02月26日(日)  「海を飛ぶ夢」

 2月のムービーチャンネルで
 何度も放映している映画です

 関心を持って観ていても
 始めだけだったり 途中だけだったり
 終わりだけだったりと
 なかなかまとまってずっとは観られないのが悩みです

 テーマは尊厳死
 
 私は高校生のときから
 ボランティア活動を始めて
 頸髄損傷の多くの人たちと過ごした時期があります
 自由に過ごす権利を手に入れるため
 行動範囲を広げるため
 理解を求めて
 彼らの手となり 足となり 目となって
 可能な限り 力になる努力をしました
 
 生きる権利

 誰にでもある生きる権利
 死を選ぶ権利は あるのでしょうか
 死を選ぶ権利を認めるならば
 自殺は尊厳死となります

 尊厳される死

 何故死を望むのか
 人の手を借りなければできない自殺
 何故自分は死を望まなければならないのか
 一度も楽しくなかった人生
 一度も・・・一分一秒も
 心が解き放たれることがなかった日々
 愛しているなら死を認めるだろう
 こんな日々を終わらせてくれるだろう

 愛が望む死

 私が出会った彼らが
 死を望み尊厳死を望んだとしたら
 一人の死を認めてしまったら
 数多くの死を認めていかなければならなくなる
 秩序を守るため 
 ひとつの死も認めることができない
 死を望む心を理解できるが 死は認めない

 では 死とは何か

 生きるとは何か

 この映画を観るたびに
 涙の量が多くなるように思います

 穏やかな死 静かな時
 本当は望んでいなかった死
 望んで欲しくなかった死

 もしも私が四肢麻痺になったら
 私も死を望むのでしょうか
 死なせてくれる愛を求めるのでしょうか

 もしも・・・私だったら
 
 


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