中学校の先生方が研修とかで 今日は特別日課で早く帰ってきました 仕事が終えると同時に携帯に電話が入りました 「お母さん 駅のほうに行ってもいい?」 あぁ・・・そういえば昨日からそんなことを言っていたっけ 『お金あるの?』 「・・・ないけど まぁ なんとかする」 『はーい いってらっしゃあい』 帰るとすでに姿はなく 私が食事をしていたらお友達が迎えに来ました ずいぶん前に行ったけど・・・ 『あ・・・もういっちゃったみたい そうだ これ渡してもらってもいいかな』 2000円しかなかったので 2000円お友達から娘に渡してもらうことにしました
我が家の門限は5時です それを過ぎるときは電話をすることになっているのですが 5時になっても 6時になっても 電話ひとつありません わなわなとし始めた6時半 「ただいまぁ♪」 『今何時だと思ってるの!!』 心配が怒りとなってこみ上げます ゛パコン゛と一発 心配したことを訴えつつ ご飯を食べようと座った娘の頭を叩いておきました 立ってると私より背が高くなってしまってとどかないので・・・ 今まではできていたことなのですが 久しぶりにお友達とのショッピングですから 時間を忘れるほど楽しかったのかな・・・と
娘の大好きなオムライスを作って待っていたのと 満足のいく時間を過ごして帰って来たらしく しばらくして 「これ」 と 何か見せています あああああっ!! 私が我慢して買わなかった「テルーの唄」です 我慢して・・・と言うのも 「ゲド戦記歌集」を予約しているので シングルは先に発売だったのですが ぐっと我慢でした・・・ どこかでこの曲がかかるたびに スピーカーの下へ走って行き 「・・・聴いて聴いて!これこれテルーの唄」 と うっとりしていたのを見ていたからでしょう 早速聴かせてくれました 『あぁ・・・・・いい歌 鳥肌立つよ・・・』 何度も何度も聴いているうちに 「お友達がね 家の前まで来たら お観音さんに行きたいって言い出して・・・」 『はぁい? それで・・・ここから行ったの? それで・・・遅くなったわけなの?』 「・・・うん」 聞けばそうだったのか・・・ということ 『とにかく何があっても 5時になったら その時どういう状況かを伝えなさいね 今までしてたじゃない 続けてするのよ』 テルーの唄は とろけるような気持ちにさせてくれます 『この歌の意味は いくつになったらわかるんだろうねぇ』 と言うと 下の娘は 「3年生だからわかる?」 『3年生には難しいかなぁ』
上の娘は・・・ ・・・黙っていました
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