いっしょくんの日記

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なんとなく 書くんで〜
なんとなく 読んで下さいね。

2006年08月15日(火)  外来

 退院後初めて外来受診してきました

 初めてであった時の担当の先生は
 お若いながらも頼れる口調で
 「ここは専門医師か手術をしないので
  大丈夫ですよ」
 とおっしゃいました
 それでも市立病院ですから
 誰が執刀するか怪しい気がしたので
 『・・・先生に手術していただけますか?』
 と 素朴に聞いてしまいました
 それが印象的だったのか
 「誰が執刀しても大丈夫な体制ですが
  僕がすることになりますよ」
 と 自信を持って言ってくださいました
 その言葉を信じて入院して
 その日のうちにその先生から手術の説明があり
 「しばらく痛みますが 頑張りましょうね」
 と 子供に言い聞かせるような話し方に
 すっかり子供になってしまった私でした
 
 術後も毎日診察があり
 「傷跡がとてもいいですよ」
 と励ましてくださり
 痛みと腫れで話せない私に
 笑顔を絶やさずに接してくださいました
 「どうです?」
 の質問に 私がブイサインかオッケーサインで
 答えるのが楽しいらしく
 「どうですか?」
 と尋ねた後すぐに私の手を見るようになったりして
 「ははは 少しずつですがいいみたいですね」
 と 言葉に訳してくださいました

 退院のときはだいぶ声が出るようになっていたので
 『日々よくなっています
  先生でラッキーでした』
 そして診察の後で 両手で握手を求めると
 「あっ」
 と 恥ずかしそうに両手で応えてくださり
 すらりと痩せ型な体つきなのに
 ふんわりとした綺麗な手が印象的でした
 「また外来で!」
 そう言ってお別れしました

 今日も先生の診察です
 退院時は回復食で常食になってしまい
 ご飯だのパンだの とても食べられず
 先生も気にしていました
 「その後食事はどうしていますか?」
 『・・やっぱりお粥に戻しました』
 「あはは そうですか
  まぁ 喉と相談して食べていってもいいですよ」
 (・・・?誰と相談?)
 しばらく考えてしまいましたが
 (!!喉か!)
 と 思ったら なんだか可愛らしく思えてきて
 にっこり笑ってしまいました
 『喉と相談します!』
 「かさぶたが取れるときにね
  痛みがあることもあるから
  鎮痛剤を出しておきますね
  何かあったらいつでもいらしてくださいね」
 (何もなくても来たい感じ・・・)
 『ありがとうございました』

 本当にこれで終わりです
 長年の苦しみから解放してくださった
 貴重な存在の先生ですが
 よくなってしまえばもう終わりなのですね
 寂しいなぁ・・・
 元気になることが 先生への感謝であり
 協力してくださった方たちへのお礼の印でもあります
 あと少しの辛抱で 痛みともさよならですね

 そろそろ体を動かして 筋力を戻さないと
 健康を手に入れたのですから
 
 


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