いっしょくんの日記

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2006年09月01日(金)  不安

 長い休みの後は
 やはり不安です
 忘れられているのでは・・・
 私がいないほうがスムーズに運んでいるのでは・・・
 そんなことが頭をぐるぐるまわります

 少しばかり足取り重く
 職場に入っていくと
 「あぁー!!お久しぶり!!
  Yさんがずっと待ってるわよ」
 と ヘルパーさんの声
 不安が薄くなっていきます
 会うごとに ヘルパーが
 「よかったわぁ 戻ってくれて」
 その言葉にどれほど励まされたことでしょうか
 職員ではない私ですから
 本当に必要ではないと
 お金の無駄遣いになってしまうわけですから
 頑張っていかないと・・・と
 自信ないながらも 自分に言い聞かせます

 担当のYさんの部屋へ
 『おはようございます!!』
 お天気が悪いのに 電気もつけず
 暗い部屋に座っています
 「あぁー来てくれた来てくれた
  よかったー」
 『・・・あれれ 暗くてお顔が良く見えないですよ』
 と 電気をつけて入ります
 嬉しそうなお顔
 照れくさいような 困っていたような
 そんな表情です
 「いない間な 困ったことせんかったよ」
 ヘルパーを煩わせなかったということです
 それからどんな様子だったか
 どんなことをしてもらっていたか
 話しは止まりません
 私は担当者としか向き合っていないので
 時間がかけられます
 それは大勢を見ているヘルパーさんには
 難しいことですから
 Yさんの満足のいくような対応は望めなかったのでしょう
 『これからは私がしますから』
 「無理せんとな ゆっくりゆっくりでいいんや
  元気でな ずっといて欲しいんや」
 ウルウルしてしまうような言葉を頂いて
 この人のためにできるだけの事をしていこうと
 思ったのでした
 Kさんは 私の顔を見るなり
 悲しげな表情で固まっています
 ・・・見たことあるけど久しぶりなような・・・
 『んー・・・忘れられてしまったかな?』
 と 独り言のように言うと
 「忘れられたと思ったのは私のほうよぉーー」
 と 泣き声に・・・
 「病気でもしたのかと思ってたの」
 『実はそうなの 扁桃腺を取る手術してきたのよ
  心配かけてしまうかと思って
  秘密にしてた  ごめんなさいね』
 「いいよいいよ戻ってくれたならいいよ」
 実はKさん こんなに私を認識してくださっているとは
 思えなかったのです
 正直なところ 驚きました
 それでも戻ろうという思いが揺らがなかったのは
 やはりご家族が私をとても必要としてくださったからです
 「悪いところを治して 元気でまた母をお願いします」
 と 決意したような口調で言われたからなのです
 私を忘れてしまってもいい
 私といる一時が 穏やかであれば・・・
 そう思っていました

 扁桃腺がひかなくなったのは
 無理があるからではなかったかと
 働くことに臆病になっている私です
 仕事のことも子供の学校のことも子供とのことも・・・
 無理せんと ゆっくりゆっくりでいいんや
 本当にそう思えた日でした
  


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