今日仕事でYさんのお昼を見て驚きました 流動に変わっていたからです まだ早いのではとも思いましたが 介助していて 確かに正解でした
長いこと水分をとるとむせていたので 介護食品の水分にとろみをつけるものを 使っていました それがこのところひどくむせるのと 飲み込むときにどうしても 口からぷっと水鉄砲のように出てしまうのです 口に残ったものは指でつまんであちこちにくっつける あごにはだらだらと流れ 胸は食べこぼしでびっしょりです まったく汚らしい食卓になっていました ミキサー食の内容は ほとんどがじゃあじゃあです それでは駄目なのです そこでとろみの粉が大活躍 おもゆをはじめ ジャブジャブしたものに とろみをつけて ややマヨネーズ状にします スプーンですくえる程度の硬さにすれば スプーンからこぼれず口に運べ そのまま飲み込めるので あごもエプロンも汚れませんでした 何よりも自力で食べられるのです 歩行もトイレも自立 認知症もそれほどみられず 会話も成立するとあれば 本当に問題は精神だけです それが一番大変なのですが・・・ Yさんが3階に居た4年前と同じ精神状態です あのころは私が抱えていましたが 今は1階に移動になり ヘルパーの目が届くようになり 情報交換もできるようになったし お互いの大変さを分かり合えるようにもなったので 救われています 精神病というものは 振りや演技ではできないということが よくわかる毎日です 本人が一番辛いだろう と娘さんが言っていた意味が よくわかります
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