くるくるくろりくくろにくる
いんでっくすふるいのあたらしいの


2003年06月16日(月) 物書きさんいらっしゃい

とあるきっかけで時折創作活動の妖怪にどっぷり後ろを取られてしまい、身動きが取れなくなることがある。

これがこの年になってもコントロール出来る代物ではないので厄介だ。

精神的に発狂してしまうか分裂してしまうんじゃないかと思う。

かように、自分の創作の世界と現実世界の行ったり来たりは疲弊するのである。

一日中紙とエンピツしかない部屋に閉篭もりたい衝動があり、尚且つそれを押し殺している日常生活はやたらテンションが高いのだ。傍も迷惑だろうなぁ。

何が辛いって、明日通常通りに起床する為に気分をへし折って就寝しなければならない事。習慣のように出来ればいいのに。(って言うかそういうことが出来るようになる為にWeb日記を書き始めたのに、身になってないって事かい?オヤオヤ…)
これがゲームだったりすると平気で(いや、それほど平気でもないのだが)徹夜するくせに面白い精神構造だと感心したりもするが。

しかしWeb上では本当に沢山の物書きさんがいらっしゃる。

ま、今回火を点けられたのも、そういった数多のアマチュア作家氏の作品を読んだ事に刺激されていると白状してしまいますが。

けれど、一人称で書いている(一人称でしか書けない?)作品が目に付くなぁ。
私も敢えてそういうスタイルにすることもあるけど、三人称で書くのって、やっぱり神経の使い方が全然違う。世界を回しているというか舞台を動かす力というか、力量が本当に必要なんだよね。主人公の視点のみで進んで行く話はそれなりに最後の最後ですべての謎が解き明かされるカタルシスって魅力がありますが、言い換えればそれだけなんだよね。本能の赴くまま己の欲求を全て己の都合のよいように回していくヒーロー&ヒロイン自己投影型って…

なことはある意味自戒の為に書いているんだとしておこう。


くろりく |MAIL

My追加