くるくるくろりくくろにくる
いんでっくす|ふるいの|あたらしいの
今日って何してたんだろうなぁ?みたいなよくある一日も終わりかけ。
書斎の窓から入ってくる月の光とやけに気持ち良い風に、このままパソコンに向かっているのももったいない気分になり(実際、こんなに気持の良い夜だからこそ執筆活動も進むというところもあるのだが…)財布と煙草を片手に散歩に出る。
先ずは閉店間際の本屋に駆け込み「天使…」の続巻を買う。12巻と思っていたら10巻で終わりだったのでちょっとガッカリする。 これでは帰って読んでもすぐに終わっちまうじゃねーか。
そのまま月を愛でつつ隣り駅までプラプラする。
いかに風が気持ち良かろうと、汗もかくし咽も渇く。 行きつけの店に出向き、ビールで渇きを癒す。
カウンターでダラダラするのも気持ち良いのだが、月が傾く前に帰路に付く。
来た時と同じように又プラプラ一駅歩く。
帰宅すると、さっきより更に風が気持良いことになっていて驚く。 このところお気に入りの「PALOALTO」をかける。 なんかこの涼しい風とピッタリはまって程好く切ない気分になる。 こんな時よく思い出す(ある意味思い出せていないのだが…)例の懐かしい場所の風景(あくまでも片鱗)が見えてくる。 この行った事も無い何処だかまったく判らない場所の記憶はいつか解明されるのだろうか?
例えば自分に死が訪れて、最後の瞬間に人生の全てを走馬灯のように瞬時に思い返したとき(実際にそうなるのかどうかも不明だが)ハッキリ思い出せたりするのだろうか? なんて事を考えたりする。
そんな瞬間に「あ!俺宇宙人に攫われた事があった!」って思い出したりしたらどうしよう?
あ、又しょうもない思い付きをしてしまった。こういうのが蛇足ってやつか!
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