くるくるくろりくくろにくる
いんでっくす|ふるいの|あたらしいの
一週間の疲れでボンヤリ会社を出る。 横断歩道で車が途切れるのを待っていると、左手から自転車の後ろに子供を座らせたお母さんがやってくる。 と、その子供が突然オイラを見て、「あっ!」と声をあげた。 オイラ「へ?」 子供右手をあげて「あれ〜、こんばんわ!」 オイラ(こんなところに知り合いはいない。ましてや5歳以下の知り合いなんてなぁ…)と思いつつも子供に無碍な態度は宜しくないと「こんばんわ」と挨拶。 子供「どこに行くの?」 オイラ「いや、行くって言うか…家に帰るんだけどさぁ…」フェイドアウト。 見かねたお母さんが子供に「こら、知らない人でしょ…止めなさい」と苦笑いしながら叱る。 子供「知ってるもん」 そのあたりで既にオイラを通り越し遠ざかる。 そこで子供慌てて「あ、バイバイ」と、手を振る。 オイラなんだか訳が判らないまま遠ざかる子供に手を振る。
僕は君のことを全く知らないのだが…いったい何処で知り合ったんでしょうか? 教えて欲しいものだ。
|