迷い心


2003年03月19日(水) 久々の安息

砂は音もたてずゆっくり積もり
月は航路を迷い無く進む
炎のダンスが心を和ませる

ひとり横になり意味も無く手を見つめる

片目を閉じ蛍光灯にかざす
視界への刺激がなくなり
眠気に襲われ
しばし睡眠への欲求を味わう

トラックを走り終えたレンズはいつの間にか止まり
通電している機械の鼓動のみを伝える

久しく味わう甘美で怠惰な時間

空調が効いた部屋に一人
人工のぬくもりが僕を包む

そのまま
ただ時間に身を任せる

目じりが不思議と濡れる
心がどう動いても
涙の味は不変だな


追記


少しだけど笑顔を浮かべられる日記を読めた
感謝


 < 過去  INDEX  未来 >


仁 [MAIL] [My追加]