缶に残った一つのドロップのようにカラカラと音を立てる振ってもゴツゴツとしか鳴らなかった音は人が食べ自分でも舐めるうちに軽い音しかしなくなってしまったもう少しあと少しそして最後今まで食べた味を見つめるまだ価値を持つそれは空になってしまったらどうなるのだろう最後の味はどんな味か私と一緒に在る缶は私と共にカラカラ小さく鳴いた