去年の12月初めから飼っているハムスターのつばさの口元に異変が起きた。 下唇が膨らんでいるのを発見。先っぽが茶色になっているが元気だし食欲も変化 なしで、生活に支障が内容なのでしばらく様子を見ていた。
しかし、相変わらず元気だし食欲もあるものの誰の目から見ても大きな腫瘍に 成長した。さすがにほおって置けなくなって、娘と相談してともかく1度つばさ を動物病院に連れて行こうということになった。
だが、ハムスターを飼うの初めてなので、獣医といっても小動物専門の獣医が どこにいるのかまったく検討がつかず、困ってしまった。やっと娘がネットで 松戸にある小動物専門の動物病院を捜してくれた。ネットではいい評判らしい。
火曜日は定休日なので、12月17日の月曜日に娘を一緒につばさを連れて 診察に松戸へ。うっかりプリントアウトした地図を反対に私が読んだため娘から 大ブーイング。なんでも私が地図を読めない女と知っていながら、従った自分に 腹が立ったそうだ。(-_-;)すまん。
やっと病院を探し出して中に。インテリアもカントリー風だし、観葉植物が たくさん置いてあり、いい雰囲気。受付のスタッフが優しく声をかけてくれて ここなら信用できそうな予感が。診察の前にスタッフの問診とつばさの症状 の確認があった。つばさの首の皮をつかんでひっくり返し、お腹を見た時の 手際のよさに二人とも(・。・)。さすがプロだ!
ほどあって先生による診察。体重を量ると60グラム。先生に「肥満なのでヒマワリをあげるのを止めてください」と言われてしまった。先生の前では言えなかったけど、実はつばさの体重は以前は70g近くだったのだ。
診察によると腫瘍は良性なので塗り薬とアガリスク入りのサプリメントで様子を 見ましょうとのこと。二人とも安堵のため息。3週間後にまた見て、その結果で 手術するかどうか決めましょうといわれた。
費用は初診料3千円、薬代ほかで約1万ちょっと。健康保険がないから初診で このくらいなら適性で良心的のようだ。爪を切ってもらった費用千円も入って いるし。ともかく先生に診ていただき、治療の見通しがたち、心配が少し減った。
その後家に帰ってから、もらった薬をつばさの口に塗るのが大変。餌でつって ケージからだして、綿棒に薬をつけ、それを塗ろうとすると手でいやいやとする。 「つばさ、意地悪じゃないよ。お前のためよ」と話かけてもまるで効果なし。 アガリスクの粉状のサプリはヨーグルトに入れても、ジュースに入れても飲まな いのでこっちが泣きたく気持ちになった。病院でお勧めの方法は全部アウト。
それでもしかしたらと思い、大好きなヨーグルトスナックにサプリをまぶして 薬を塗ったあとあげたら、つばさはいつもの通り食べたので「やったー」とおお 喜びをしてしまった。薬塗りのおかげで大分嫌われて、最近では手の上で毛並の 手入れをしなくなったりして、とても寂しいがしょうがないね。(-_-)
で今日が第二回の診察日。今回は1人でつばさを携帯用のバスケット入れて 病院へ行った。体重を量ると57gなんと3gもやせている。先生に「皮がたる んで来ましたねといわれた。」ほめ言葉?ジャンガリアンの平均体重は50gなの で何を言われても、辛抱、辛抱。
前より大きくなっているつばさの腫瘍を見て、先生は「食べるのが大変そうなの で硬くなった部分だけとりましょう。少し血が出ますが消毒するので大丈夫。」 とおっしゃるのでおまかせした。が命の危機以外めったに鳴かないつばさが何回 も鳴くので不憫で胸がキュートなった。 無事に外科治療が終わりつばさの口元は前より小さくなって、これなら餌を食べ 易くなって良かった。
処置後に「これで様子をみて腫瘍をレーザーで深く切り取るか、あるいは先を縛って血液をいかなくしてその部分を切り落とすか決めましょう」と先生の話があり「どちらにしても、良性だが再発は必死なので体調を見て2週間後に決めましょう」ということになった。つばさ大変だね。出来るだけ看護するね。
待合室の掲示板に「蘭の苗差し上げます。受付にどうぞ」とあったのであつかましいと思いつつ申し出た。先生のお話だと「寄せ植えでいただいたものをばらして 植え替えたらたくさんになったので、好きな方に差し上げています。」との事。
折角なので2鉢いただいて、約2700円のと治療費を支払い電車に乗り帰った。 つばさは道中ずっと静かだったが、家に帰りケージに戻そうとするとまだ恐怖心 が残っていてまた何かされると思ったのか、逃げ回りやっとケージに戻した。 「つばさ、よくがんばったね」と声をかけたが知らん振りして安全な我が家へ 一目散。愛は動物には通じないのかな?
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