デコラのひとりごと。
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花火大会の音が聞こえ、みんなで会社の屋上にのぼった。 けれど、3階建のこのビルからそれが見えるはずもなく。 街並みの向こうの空にオレンジの光と漂う煙だけが見えた。 それでも私たちは、夜の屋上という非日常なシチュエーションに すごくワクワクしていて。風に夏の匂いを感じて。 私はもらった煙草を吸った。 さらに上には飛び交う点滅の飛行機。
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目の前のしがらみにばかり気をとられ、 見えていないことが沢山あった。 と、いう事に気づかされる場面があって。 放っておいても大丈夫だと思い込んでいた人が 実はすごく淋しい想いをしていたことがあったり。 あの人のいつものあの行動は、さりげなくはあったけれど 実は他の誰かを気づかう為のことであったり。 十人十色。それぞれにそれぞれの感情は当たり前にあって みんな色んなことを思い考え生きている。 みんなにとってのイイ人でありたいと思う気持ちは 私の偽善だと自覚もしている。 結局は自分がどう見られるかを気にしているのだとも思う。 気にするあまりに八方美人になり、うまく立ち回れずに 自爆したりもする。 それでも、これが私の性格だし、短所でも長所でもあり、 やっぱり短所だとも思うけれど。 もう少し、努力してみようと思う。頑張ってみる。 みんなが楽しくいられるように。 それが出来たら素敵じゃない。例え偽善の気持ちでも。
decora
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