台所のすみっちょ...風子

 

 

遺伝子 - 2004年09月14日(火)

夏、それを実家の母に話すのは少しばかり勇気がいった。

「主婦としてなってないわね!」

そんなダメ出しをされそうな気がした。


その話とは、赤魚の煮物物語。

以前この日記にも書いた、煮たらくねりと回転し、

私を多いに驚かせたおそろしく体の柔らかい魚の話。


「そいでね〜、煮汁はすごく上手くできたのよ〜。
 でもね、でね、でね、魚をさ〜入れた途端に〜〜」

私の話を母はソファーに座りながら聞いていた。

目を細め「うんうん」と。

そして途中、頷いたりしもしていた。

コクコクと強い調子で。



私は思っていた。

その様子・・・

お母さん・・・・

もしかして・・・

あなたもだったの?


おしまい。


...




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