春菜の日記
日々のこと、脳内のこと、いろんなこと。

2003年03月27日(木) あすなろ会でパーテー!

今日は、木曜恒例の、あすなろ会に顔を出してきました。

毎月、第4木曜は、「パーティーの日」(というほど、たいそうなものではありませんが・・)。

みんなで少しずつ集めた会費を使って
近くのお店で、お惣菜や、お弁当、お酒やジュースを買ってきて
いつもなら、午後5時で会がお開きになるところを
7時まで部屋を開けて、みんなで飲み食いするのです。

今日は、カウンセラーさんを入れて、10人とちょっとのメンバーが集まっていたかな?

みんな、よく食べ、よく飲み、よく話しました。
トランプしてる人たちもいました。






今日は、いつもならあまり話さない人とも話しができてよかったです。
みんな、一見、おとなしそうに見える(一部の人を除いて・・)のですが
話してみると、みんな、こころの中が深くて、
いろいろ悩んだり、ときには病んだりもしてるみたいだけど
いろんな趣味や特技や経験(旅行、マラソン、ワーキングホリデー、芸術、音楽など)を持っていて
話しても話しても、次々と話題が出てきて
いろんなことを聞かせてくれて
とても楽しかったです。

逆に、自分はというと、これといった、特技も経験もなく・・
う〜ん。。浅いな(^^;と思いました。






私は、あすなろ会を知るまでは、こういう世界があること、全然知らなかった。

福祉的援助が必要なほどの重い精神障害者ではないけれど
「生き辛さ」を抱えている人。
そんな人たちが助け合う場。
助け合うっていっても、お互い、何をするわけでもない。
一緒にいて、話したり、ただ、そこにいるだけでも「助け合い」なんだよね。

私は、大学で、精神障害者の福祉を勉強していたときや、
病院で相談員をしていたときは
「障害者」と「健常者」の2つしか知らなかった。
その「狭間」にいる人たちのことなんて深く考えたことがなかった。

そして、まさか自分がその「狭間」にいる1人だなんて思いもしなかったです。
いや、思いたくなかったんです。

だから、自分が、こういう場に身を置くのは、最初は正直、抵抗がありました。
だけど、いざ入ってみると、みんな優しく、同じ気持ちを抱えた仲間ということがわかって安心しました。

○○セミナーやら、○○宗教とやらに身を沈める前に、こういう居場所が見つかって本当によかった。






でも、ここに来てるみんなは、いつか、ここから「卒業」することを前提としているんだな。。と思うと少し寂しい。

無事、社会人になって、就職すると、平日の真昼間から集まってなんかいられないし。

私が、あすなろ会に行くようになって、1年半。
その間、何人かの人が「卒業」して、また新しい人がやってきて、そしてまた、卒業していきました。
それが、何度も繰り返されるのを見ました。
中には、卒業しても戻ってくる人もいるけれど。






私は、いつになったら、卒業するのでしょう?
「春菜さんは、もう、半分、卒業してるよ。」と言ってくれる人もいるけれど
まだ、完全に離れるのは寂しい。
そりゃぁ、あすなろ会から離れても、そこでできた友達は、ずっと友達だと思うけど。

と、いろいろぼやきつつ、何年も居座ることになりそうな予感です。

この歳にして、モラトリアムってやつですか?!






まぁ、そんな難しいことはさておき、今日は楽しかったです。
楽しい話もしたし、メンタル系な話もしたし。

リーダーのM氏はいつものごとく、酔っ払って、心配な状態になってたけど・・。


あすなろのメンバーの1人が、南条あやちゃんの記事が載ってる某書物を貸してくれました。
他にもいろいろ興味深い内容が書かれているみたいなので、ゆっくり読もうと思います。



今日は、あすなろ会について、思っていることを正直に書いてしまいました。
メンバーの皆様、お許しを・・。













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