2002年10月02日(水)  恐ろしい こんな結果が 待っていた



今朝、目を疑うような恐るべき郵便物がポストに入っていました。


「本の関税110ドル(7700円)を支払ってください」

と。

ハ? ドウユ〜イミデスカ?
マッタクモッテ、キイテマセンガ。
ワタシ、タマリデスヨ?
セイキュウサキ、マチガッテマセンカ?


何度も何度も見直して、隅々まで確認した結果、
110ドルを支払わなくちゃいけないことが、
明らかになりました。

私、関税のことをまったくもって忘れておりました。
オーストラリアの輸入税がやたら高いことを忘れていました。


普通、日本から何か送ってもらう場合、
中身を抜き打ちで検査されない限り、
関税がかからず受け取ることができるのですが、
世界の「アマゾン」のロゴが入ったダンボールを、
税関が見逃すはずがありません。

しかも、世界の「アマゾン」は、
きちんと中身が何で、いくら分の品かまで、
ダンボールの外側にきちんと明記しているではありませんか。


アマゾンの本を海外に発送してもらう場合、
1冊あたり300円の手数料と、
1回の荷物に1200円の送料がかかるんです。

でも、これってそんなに悪い取引ではないんですよ。
こっちで日本の本を買えばもっと高くつくので。


嗚呼、
シドニーの紀伊国屋の本がなんであんなに高いのか、
身をもって理解いたしました。

めげずに、次の手を考えることにします。


---

関税の請求書に落ち込みつつも、
11月半ばから彼と一緒に住むフラットを探しに、
シドニーから電車で30分のところにある、
サザランドという街へ行ってきました。

週230ドル(16000円)くらいで、
かなりいい物件がたくさんありました。

広いリビングと、独立したキッチンに、
寝室が2つ、バスルーム、洗濯室、車庫までついて、
駅やショッピングエリアに近くて、
さらに、シドニーまで電車で30分、
こんな物件、日本だったらいくらくらいするんでしょうか。

早く引っ越したいです。


家に帰ったら、
母親が送ってくれた本が届いていました。

辞書と文庫本2冊。

これに対する関税の請求書が届かないといいんですが。
恐くて夜も眠れません。ビクビク。


つづく。


投票ボタン(文字が変わります)↑



日記のもくじ昨日の日記明日の日記
たまり |mailHP