2008年06月06日(金) 天邪鬼 動かすために 熟考す
臨月頃からシャキ神が光臨して、モノを捨てたり掃除したりする衝動に駆られている。産前は棚という棚の不要物を捨て、産後の一昨日は、ベランダの花を全部夏花に植え替え、昨日はベランダの掃除と窓磨き、今日はトイレや風呂など水周りをピカピカに。明日は台所でもしようかと思っている。
もともとモノがあふれているのが嫌いなので、モノを捨てるときはかなり爽快だ。モノがたくさんあっても把握しきれないし、何よりもホコリがたまるし、掃除のときあれこれ移動しなくちゃいけないのが面倒でしかたがない。「見せる収納」というのは几帳面な人にしかできないだろう。面倒くさがりは、あくまでスッキリと。
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まなティを叱らないというので徹底していたが、2歳半の今、もはやそれは無理である。軽くダメと言っても聞いちゃくれない。今教えなくちゃいけないやっていいことと悪いこと、行儀が悪いこと、失礼なこと、迷惑なことがたくさんあるのに、悪魔の2歳児は簡単に言うこときくほど甘かない。
しかしであるよ、なかなか言うこと聞かないまなティを叱った後、冷静になってみると、激しい敗北感に襲われるのである。冷静に叱ったつもりでも、後で考えてみるとやっぱり熱くなっているわけで、その自分の姿が滑稽でもある。果たして効果はあったのか…と疑問にもなる。親の威厳というものは、熱く叱らなくても持つことができるんじゃないかと思う。どうすればいいかわからんが。
やっぱり「熱くなったら負け」ということにして、いかに言葉で理解させるかというのに専念しようかと。言葉で理解させられないときに熱くなっていたが、とにかく2歳半児でも理解できる言葉を捻り出すことに頭を使って、それでもどうしても聞かないときは、「チャクチャクさんが来るよ〜!」「あと5秒できます!」と言って、5秒数えて言うことを聞かない場合はくすぐることにしている。怒るんじゃなくて笑いながら。熱くなるのは極力さける。これが案外効いて、おもちゃの片付けでもなんでも、キャーキャー言いながらやってくれる。一種のゲームである。
自分の頭に血が上ってくるのを感じるときは、脳みそに氷をのせるのをイメージしたりして、理性で冷ます。とにかく、熱くなったら負け、である。
まなティに何かやって欲しければ、「当事者にさせる」ことだと最近思う。例えば、ご飯を残らず食べて欲しいときは、一緒に買い物に行って、「お昼ごはん何にしようか」と相談しつつ、一緒に材料を選んで、「これはまなティが選んでくれたネギだね〜」などと言いながら食べる。
髪が伸びてきたのに、ピンでとめたりするのがあまり好きではないので、お店でピンを選ばせて自分でレジに持っていかせて、実際髪をとめるときも、いくつかピンを見せて、「今日の服にはどれが合うと思う?」などと選ばせてやると、案外すんなり受け入れてくれる。
昨日も窓を磨いているときに、内側にまなティが貼ったシールがあって、それをはがしていたら、天邪鬼の2歳児は「とらないで!」と激しく抗議してきたんだが、なんだか汚いし私はどうしてもはがしたかった。そこで、「ママ、この窓をピカピカにしようと思うんだけど、手伝ってくれる?」と前置きして、「じゃあ、まずはこのシールをはがそうか」とキラキラした目で(←いかにもエキサイティングなことをしようとしている雰囲気を醸し出す)提案したら喜んではがしていた。その後、窓の外側も一緒に洗ってくれた。こんな楽しいことはない、という顔で。
子育てというのは、本当に子が親を育ててくれる。
つづく。
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>>「匿名メールフォーム」へのレス
・HNて!
HNは「こうティ」です。
これからたくさん登場すると思います。よろしく!
・意外に回復も早くて、エネルギー余ってます。
今回は産後ウツにもならなそうです。
こうティ&まなティの行動日記ぼちぼちと更新します。
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