早朝、頬を伝う涙に気付き、目が覚めた。
夢を見ていた。
先生が目の前にいて 先生は今までに見たことのないほどの怖い顔で、私を怒鳴りつけた。 何を言っていたのかは覚えていない。 ただ気付いたとき、私は泣いていた。
こんな夢を見てしまう私は、きっとすごく情緒不安定だ。 学校でどんなに笑っても、それは本物の笑いじゃなくて 学校でどんなに誰かと一緒にいても、淋しいと思う。
欲しいのは先生。 先生が欲しい。
それなのに、先生に会っても、話をしても 何かが満たされなくて、淋しくて 出口のない深い森に彷徨い、彷徨い、さらに奥へと迷い込んでしまう。
君を想いながら また1日が過ぎる
それが今 とても嬉しくて 福山雅治 「GLOAMING WAY」
先生を好きでいれるだけで幸せだった。 先生の後ろ姿を見れるだけで幸せだった。
会えば会うほど 話せば話すほど 仲良くなれば仲良くなるほど さらに我が儘に、さらに貪欲に、私だけのものにしてしまいたいと思う。
身勝手な想い。 でも、想うだけならいいでしょう?
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