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■ 業務上過失傷害&ナショナリズム
■ 明日は地裁の公判を傍聴しに行ってきます。まぁ殺人とか強盗傷害とか強盗未遂とか。いわゆる刑事事件の花形では無いので、それほどアレなのですがね。(オイ!)以前に『麻薬取り締まり法違反』と、『強盗傷害』の公判をやはり傍聴した事があるのですが、それは結構ヨカッタです。 今度は東京高裁か最高裁辺りを聞いてみたいと思います。その点民事事件は口頭弁論といえども、ただの書簡のやりとりなだけなので、あんまり見ていて訳に立ちそうに無いです。(意義は在ると思うけれどね。)火曜サスペンス劇場のワンシーンみたいな凄いものを見てみたいです〜。近々放火殺人の公判も在るらしいので、そちらにも参加してみたいと思います。 何はともあれ明日は地裁に行かないと。(元職場の超近く。うわ〜)
■ 今日は少し世論的なお話を。
北朝鮮から帰国した5人の方々のお話ですが、世論と同じようにヤマダも『本心を言えない苦しみ』が在るのではと疑っています。国際関係的には、現在の北朝鮮は冷戦終了後ますますの陰りが見えていて、ある程度の情報を出していかなければ『かなり危ない』という危機感を持っている事が伺えます。今までのように世界を敬遠している訳でも行かなくて、ここへきて国内の状態と現在のアメリカの敵対情勢も手伝って急激にこちら側に近付いてきている事も分かります。 だいたい『国(nation)』と言う概念は、まず何よりも国民が居て、その国民の生活を守るために選出された指導者によって『形成されたもの』であるべきなのでは無いでしょうか?国を潤したければ国民のGDP(国民総生産)をあげて経済活動を活発にすると共に、生活基準を安定させなければならないのではないかと思います。すこし資本主義的なお話ですが。 しかし、『人類すべてが平等』というおめでたいお話は、ハッキリ言ってこの先どんな世界の構造が変化しようとそれだけはあり得ません。そう考えると、貧富の差や個々の人間の差というものを少しでも均衡するには、『国』という代表機関があらゆる分野で規制や調整をする事で是正するしか方法はあり得ません。つまり、『国家』の土台基盤があれば、形式的平等は実質的平等に近付けるような気がします。それが『国家』の役割でも在ると考えます。 近代社会に生まれた「資本主義」と「共産主義」のイデオロギー的対立が冷戦の終結によって沈静化した訳ですから、そこら辺を上手に利用して『国を富ます事』を考えなければ、どんどん世界から置いていかれてしまいます。(ただし、現在では「資本主義」の行き詰まりが見えてきているのも事実です。このままの状態で新しいイデオロギーを生み出していく事になるかも知れません。何年掛かるのかはあたしのような素人には全く分かりませんが…。)ヤマダ的にはヨーロッパ経済共同体のEUは未来が在るように感じます。…いいなぁ。国境が海によってへだたれていないと言う事は、こんな大胆な発想も現実にできるのか…とその利点を注目してしまいます。
話は戻りますが、北朝鮮も、またはその近隣諸国である日本も多大な問題を山積みに抱えています。これらを全て解決する事は無理な話ですが、濁流のような歴史の中で折れ曲がってしまった部分が少しでも元に戻れば良いと思います。今回の拉致被害者の帰国はそういう意味でも『氷山の一角』で在り、今後の国際社会を考える上で重要なキーワードにもなっています。 ようやく土俵に上がれたわけですから、この始まりを起点として両者の関係を明確にした上で国交正常化に望んで欲しいと思う訳です。 日本に取っても、世界に取っても、もちろん北朝鮮に取っても。 新しい国際関係を平和的な手段によって得るために、この時期はとても大切であると考えます。
まぁ、関心を持つ事は良い事なのですが、あまり過激に助長するようなマスコミにもちょっと問題あるような気もします。(苦笑)
■ なんか真面目に話し過ぎて疲れてしまいました〜。明日はもっとポップなノリで面白い事をお話しようと思います!!
2002年10月16日(水)
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