2002年09月15日(日) 不思議さんの出来上がり。 |
悪友に誘われて、大槻ケンヂのLIVEに行って参りました。 思い起こせば、15歳最後に観たLIVEは筋肉少女帯で、それ以来、8年振りのオーケンです。 直前に、大慌てでCDRに焼いて貰った音源を聴き(買えよ…)、やや緊張でリキッドルームへ。 したらばですね。いや。男の子、男の人の多いこと。 歓声も、雄々しいことこの上なく、『一体何のLIVEに来たんだ? LOUDNESSか?』と一瞬錯覚を覚えるほどでございました。 一番印象的だったのは、口を開くごとに 『ありがとうね。来てくれて、ありがとう』 と言う、大槻氏本人だったのですが、何しろ、バックの演奏力が凄かった。 完全に大プログレ大会になってたし(笑)。 あれだけでも、聴きに行く価値が十分あるぞ。んもう素晴らしかったです。 「日本印度化計画」も「いくじなし」も「モ−レツア太郎」も「釈迦」も「日本の米」も生で聴けて、感動しました。正直に嬉しかった。 あの人の口から出る、言葉は、どうしてあんなにも『文学』になるんだろう。 傷口に塩を塗るような単語が、傷口を覆う膏薬のようになるんだなー。 痛さを知ってるからでしょうか。 そして、一回歌っただけで「釈迦」を我々に憶え込ませてしまったオーケン。君はやっぱり凄い。 耳から抜けないじゃないか。シャララシャカシャカ。 ヤバいなー。立派な不思議さんだわ。これじゃ。 |
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