帰宅途中の通勤電車の中で色々考え事をしていると、不意に、片ひざを付いて祈っている自分の姿が頭に浮かんだ。そうだ、パタパタと空想の世界に飛んで遊んでいるのではなく、様々な要素を全て考え尽くし、あとは祈るしかなくなって、胸に手を当てて祈っているのであれば、その判断に誤りはない。