朝、畑に水をやって、6時頃リビングでトーストを焼いていると、野鳥がサッシに衝突した。片方の羽を広げたまま、デッキの上で横たわったまま動かないので、一時は死んでしまったかと思った。つやつやした深い緑の羽の色から、これが本当のウグイス色かと、感動した。ただ、目の上にはっきりした白い線があったので、図鑑で調べてみるとセンダイムシクイらしい。あんなに綺麗な鳥なのに、ムシクイなんて名前ではかわいそうだ。そのうち、立ち上がってジッとしているので、手のひらに載せてみたりした。熱いくらいの小鳥の体温を感じた。家族に見せたりして、5分ほど時間が経ったが、そのままジッとしているので、さては、羽を折って飛べなくなってしまったのだろうかと心配しながらも、写真を撮ろうとしたその刹那、あっという間に飛び立って行ってしまった。