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今回またしても、若夫婦(=お施主)はお留守で、お婆ちゃんがお留守番のお宅。 今思えば、昨日下見を兼ねてご挨拶に伺ったときに、既にその前兆はありました。 お施主さんと奥さんとお二人が出てきて、昼間は留守になるから宜しくと頼まれ、 工事の詳細を打ち合わせしている最中。 奥の部屋からわざとらしい咳払いが何度もしてたんですよね……。 んで、帰り際奥さんに 「明日から、お義母さんが留守番しますんで。 色々聞かれると思いますけど、宜しくお願いしますね」 とか。言われたんですよね……。 そして一夜明け。 いつもどおりににこやかにお客さんのお家の玄関をあけて 「オハヨウゴザイマース」と挨拶したんですが。 お義母様。 眉間にふかーい皺を寄せて玄関に仁王立ち(汗) 「ああ、工事の…………………(沈黙)」 ………(=Д=)怖いっ怖すぎるっ。 重ね重ね頭を下げて、ようやく風呂場へ通してもらったんですが。 お義母様「その手すり、どうしてもなくちゃ困るんだけど」 雨宮夫「はい、伺ってます。新しい手すりを同じくらいの位置へつけますんで」 お義母様「それで何、風呂場を狭くしてこっち(脱衣場)広げるんですって?」 雨宮夫「あ、はい」 お義母様「じゃあその間、この手洗い使えないのね。どれくらいかかるの?」 雨宮夫「そうですねえ。10日くらいは……」 お義母様「それは凄く困るじゃない。本当に困るわ」 雨宮夫「はあ、申し訳ないです」 お義母様「お風呂もつかえないんでしょう。困るわぁ」 お義母様。困るのはこっちです。 手すりについても、洗面台についても、きのう散々打ち合わせしたんです。 あなたの息子さんと つーか。 同居してる母親に、きちんと説明くらいしとけー! <息子 どうしてそういう家に限って、難しい工事だったりするんでしょうか(涙) ああ、針のむしろ………。
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