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雨宮【MAIL

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 渡る世間は………
2002年07月08日(月)

今回またしても、若夫婦(=お施主)はお留守で、お婆ちゃんがお留守番のお宅。
今思えば、昨日下見を兼ねてご挨拶に伺ったときに、既にその前兆はありました。
お施主さんと奥さんとお二人が出てきて、昼間は留守になるから宜しくと頼まれ、
工事の詳細を打ち合わせしている最中。
奥の部屋からわざとらしい咳払いが何度もしてたんですよね……。
んで、帰り際奥さんに
「明日から、お義母さんが留守番しますんで。
  色々聞かれると思いますけど、宜しくお願いしますね」
とか。言われたんですよね……。

そして一夜明け。
いつもどおりににこやかにお客さんのお家の玄関をあけて
「オハヨウゴザイマース」と挨拶したんですが。
お義母様。
眉間にふかーい皺を寄せて玄関に仁王立ち(汗)
「ああ、工事の…………………(沈黙)」

………(=Д=)怖いっ怖すぎるっ。

重ね重ね頭を下げて、ようやく風呂場へ通してもらったんですが。
お義母様「その手すり、どうしてもなくちゃ困るんだけど」
雨宮夫「はい、伺ってます。新しい手すりを同じくらいの位置へつけますんで」
お義母様「それで何、風呂場を狭くしてこっち(脱衣場)広げるんですって?」
雨宮夫「あ、はい」
お義母様「じゃあその間、この手洗い使えないのね。どれくらいかかるの?」 
雨宮夫「そうですねえ。10日くらいは……」
お義母様「それは凄く困るじゃない。本当に困るわ」
雨宮夫「はあ、申し訳ないです」
お義母様「お風呂もつかえないんでしょう。困るわぁ」

お義母様。困るのはこっちです。

手すりについても、洗面台についても、きのう散々打ち合わせしたんです。
あなたの息子さんと

つーか。

同居してる母親に、きちんと説明くらいしとけー! <息子


どうしてそういう家に限って、難しい工事だったりするんでしょうか(涙)
ああ、針のむしろ………。



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