![]() |
![]() |
そのブツは、見るからに怪しげではありました。 なんてったってキティちゃん。 キティちゃんですよ、奥さん。 クマとウサギを両脇に従え、黄門さまの格好をしたキティちゃんが、パッケージにプリントされているこれを、怪しいという以外、何と表現すれば良いでしょうか。 決して、先入観があったという訳ではありません。 必死に、それを受け取るのは止めたほうが良いという人がいたり。 絶叫を上げた人がいるという噂を耳にしたり。 ええ、それは全く関係ありません。 私、先入観に惑わされるほど愚かではありません。 ひらがなで「はろうきてぃ」と書かれたその蓋を開けると、中からは個別包装されたピーナツ大の物体が現れました。 やはり黄門さまの格好をしたキティちゃん模様の包装を破ると。……破ると。 臭います。 臭いますよ、奥さん。 これは明らかに奴の臭いです。納豆の臭いです(涙) それもそのはず。 これは「はろうきてぃの納豆あめ」なのですから。 ここで一瞬、躊躇が生じました。 すでに食したことのある、ドライフードなどは大好きな私ですが、この臭い。 この臭いのまま、飴になるなんて。どうしても想像がつかないのです。 ここで旦那が隣にいれば、彼に先に食させる所でした。 が、あいにくその時は私一人。 実は郵便局に荷物を受け取りに出かけ、待ちきれずに車の中で梱包を開けてしまっていたのです。 ええい。ままよ。 臭いを無視して、一気にブツを口中へ放りこみました。 む。 臭う。 つーか。 ……粘る 口中で次第に解けてくる飴が、粘るんですよ奥さんっ! これには少し閉口しました。 が、味自体は予想したほど酷くはありません。 つーか。普通に飴じゃないの? 昔どこかで食べたことのある味。えーと………(゜゜) あ、あれだ。 ピーナツ飴! ピーナツ飴ですよ、奥さん。それが、ちょっと粘ると思えば良いんですよ。 ある程度舐めたら、がりっと行っちゃいましょう(><)。 すこーしトロっとしたものが溢れてきますが、気にすることはありません。 気にしてはいけません。 これはピーナツ飴なのですから。 ……って、納豆飴の食べ方じゃないじゃん! とオチがついた(?)所で。 まだまだあるよ、納豆シリーズ。 明日は納豆せんべいと納豆スナックについてレポートしてみましょう(笑)
|
![]() |
![]() |