戯言。
2002年07月30日(火)  すっかり忘れてましたが....渋誕。

29日ってキャプの誕生日だったらしいです(^^;
思いっきりレゴフロやらオーリジやらにかまけてました〜
つか最近、笛の展開があんなんだからなぁ....
微妙に萎え気味だったりしなくもなかったりみたいな。
ついでにファンタ15巻も出てたけど、竜ちゃん殆ど出て
ないし〜( ̄△ ̄;
個人的には12巻が最高の萌えポイントだったんだがね。
イタリーに負けちゃって凹む轍ちゃんの肩を支える森川!
..........ってか渋誕だってば。

あ〜でもなんかこう、今脳内回路がヤバイくらい別方向に
使用されており、どうしようもない状態だったり。

だ、だから....
とりあえずハピバースデー、渋沢克朗!!
下の小話を君に捧ぐ。
このネタは君のものだから、後で相手を三上にでもしてご
自由にいじってくれたまへ。


***これはどう分類すりゃ良いのか。


「OK、カット!」
(ってほんとに言うのかは知りませんが)

PJの声と共に、撮影現場に漂っていた緊張感が霧散する。
スタッフは皆それぞれの仕事ぶりを称え合い、自分たちが
作り上げたものに対する達成感と共に、和やかに歓談し始
めていた。


「−−−−−−−−−終わった、のか」
最後のシーンを取り終えたイライジャは、暫しその場に佇
んでいた。
長い期間フロドを演じ、いやフロドとして生きてきた彼に
は、未だ終わったという実感が湧かずにいた。
まだ彼の中にはフロドが生き続けていたから。

「お疲れ様」
「.........オーリィ」

後ろから肩をポン、と叩かれてイライジャは振り向く。
背後には金色の髪のエルフが、いやエルフだった青年が笑
顔で立っていた。

「長かった撮影も、今日で終わりか」
「そうだね」

「今日で僕達もエルフやホビットから人間に戻るわけだ」
「そうだね」

「それじゃ、これは言っておかなくちゃね」
「.......オーリィ?」


オーランドは少し間を置き、そして静かに言った。
あの瞳で。
フロドを愛し守り抜いた、エルフの瞳で。


「さようなら、私のフロド」

「..........レゴラス」

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
どうして今日でさよならだなんて言うの?
僕を好きだって言ってくれたのは何だったの?


「.......リジィ、なに泣いてるの?」
「泣いてなんか....」

いた。
泣くつもりなんかなかったのに、涙が止まらない。
オーリィが僕の涙を拭ってくれたけれど。
でもオーリィ。
僕を嫌いになったんなら放っておいてよ。
もういらないなら、優しくなんてしないでよ。


「ああもうリジィ、君何か勘違いしてない?」
「勘違い?」

何?何なの?
だってオーリィは僕にさよならっていったじゃない。
僕はあなたのことまだ好きで好きでしょうがないから仕方
ないけれど、僕を捨てたあなたまでそんな顔する必要ない
でしょ?

「そ、勘違いしてる」
「....オーリィは僕と別れたいんでしょ?」

「.......やっぱり勘違いしてる。違うよ、全然違う。あ
 んなに苦労して射止めた君と、なんで別れなきゃいけな
 いのさ?」
「だってさっき『さよなら』って言ったじゃない」

違うんだよ、と言ってオーランドはまだ涙の跡が残るイラ
イジャの瞳を見つめながら続けた。

「今日で僕も君もただのオーランドとイライジャに戻るで
 しょ?だからレゴラスからフロドへのお別れ」

「オーリィ」

まったくもう。
ややこしいことしないでよね!
あ〜もう心配して損した。しかも泣き損まで。

「それと君を手放すつもりは全くないよ、リジィ」

そう言ってオーランドは片目を瞑った。

「だから、これからもよろしく、僕のリジィ」
「−−−−−こちらこそ、僕のオーリィ」


そしてさようなら、僕のレゴラス。



********

意味不明。今更ながら消したくなってきたぜ(-_-;


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