戯言。
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2003年12月22日(月) やるじゃねえのよ鳳....あぁん?(SH2
あと3本でスミレ出現だったのに........!
ほんとは宍戸さんと2人でシングルス対戦だった筈なのに、間違えて3人対戦にしちゃったから加えてやったのに、恩を仇でかえしやがったな!
ああそうさ、最後の最後で野次で手元が狂いやがった。
覚えてろよ長太郎....
てかほんと見事に最後の最後に野次られたっす。
この場面、大事だから慎重にやってんだろうが!(怒
ありゃタイミング見越してたとしか思えない。
てか最後の一人、ランダムだったのに長太郎....もはや執念の域?
長太郎は黒、身をもって体験し確信した跡部様であった(笑
で、今はギャラリーコンプに向けて、いちばん厄介な山吹から攻めているんだがマジ厄介....壇とか非力すぎだし、地味'sはデカいから方向補正しようとしても見えないし!!
千石、アンタ大好きだよ....(いきなりストライク
壇はペアモードで鍛えるしかないか?
でもパートナー誰よ....亜久津?
とりあえず山吹とルドルフはテニスの方のCGは収集済みだから、後はボウリングなんだがね....ほんっと面倒だわ〜好きキャラ以外は。
てか大きい人々が大変そう。
どうも下のゲージ見て照準合わせられないんだよな〜
***
練習後の部室。
他の部員たちは既に帰ってしまっている。
残っているのは部長に就任した跡部と、彼に付き従う一つ下の少年のみ。
今日はその彼も先に帰したらしく、跡部は一人で部誌や練習メニュー等と少し疲れたような顔をして向き合っていた。
それも当然だ、俺たち正レギュラーの練習は他の奴らの非ではない。
その練習をこなしながら他の奴らにも目を配り、更に練習後には事務処理。
氷帝テニス部は副部長をおかない為、これらの面倒事が全て部長の跡部に回ってくるのだ。
全てにおいて群を抜いている彼ではあるが、疲れを感じないわけが無い。
練習で汗だくになった体をシャワーで流し、制服に着替えていると背後から声をかけられた。
「宍戸、ちょっと肩貸せ」
「....ああ、いいぜ」
そう言って俺は部室にあるソファーに腰を下ろす。
すると跡部も俺の隣に腰を下ろして、俺の肩に寄りかかった。
「15分経ったら起こせ」
分かった、と返事をする間もなく肩にかかる重み。
ごくたまにだが、跡部はこうやって俺の肩で仮眠を取るようになった。
そっと顔を横に向けて見ると、目の前には少しだけ疲れを滲ませた整った顔。
普段見せる斜に構えた顔つきでは無く、穏やかな寝顔。
こんな跡部を見ることが出来る奴は、殆どいないだろう。
だからなのだろうか。
この男が俺の前でほんの少しでも隙を見せる、それだけで満たされる。
彼と長い間共にいる、一つ下の少年程近い存在ではないのだろうけれど。
自分の中で育ってきたこの想いを告げることは恐らく無いだろう、でも届かなくても満たされる、そんな幸せを感じた。
自分はいつまでこうして彼に肩を貸せるのだろう。
少しでも永く、彼の傍に。
だから俺は無理をする。
レギュラーを獲り、そしてその座を守る為に。
そう思い、そっとため息をついたその時。
「無理してんじゃねえよ、宍戸」
ふと跡部が呟いた。
寝ていると思っていたので吃驚し跡部を見やると、俺を見据える青い瞳。
何もかも見透かされそうな深い青に、引き込まれそうになった。
乾く唇を動かし、なんとか答えを返す。
「その言葉、そっくりそのまま返してやるよ」
すると一瞬間があった後、ムッとしたような声で返事があった。
「....余計な心配してんじゃねえよ、宍戸の癖に。他人の心配してる暇があったらてめぇの心配しやがれ、レギュラー落ちないようにな」
「ったく、素直じゃねぇな....でもま、仕方ねえから肩ぐらいはいつでも貸してやるよ」
「ふん、お前がレギュラー落ちするまではこの肩で我慢しておいてやる。明日はもっと早く切り上げて来やがれ、俺様を待たせるなんざ10年早いぜ」
まったく、この男は。
誰よりも他人に関心がなさそうで、その実誰よりも良く見ている。
確かにここの所、無理をしすぎている自覚はあった。
周りの奴らも全然気付いていなかったのだが、跡部にはお見通しだったようだ。
だが俺もただ引くわけにはいかない。
それを見越して"明日"と言ったのだ。
これで俺は明日の自主練を早く切り上げない訳にはいかない。
見事に跡部の術中に嵌ってしまったようだ。
ふと肩の重みが消え、横で動く気配がした。
見ると跡部が立ち上がって、俺を見下ろしていた。
「ったく、お前のお陰で俺様まで遅くなっちまった。おら、帰るぞ」
そう言って部室を出て行った。
慌てて荷物を持って追いかけると、少しだけ歩調を緩めて。
「遅ぇぞ宍戸、チンタラ歩いてんなよ」
「悪かった。明日は早めに切り上げる」
「当然だろ?」
「...ったく」
「あぁん?」
「何でもねぇよ」
「....明日は寝るからな」
「.........ああ」
彼のくれた"明日"という約束が、心を満たす。
跡部と並んで歩く、帰り道。
これが日常になるのは、すぐ後のこと。
***
初めてちゃんとした(?!)形にした跡宍。
跡宍....跡宍だ、うん。
宍戸さんやや弱気だけど跡宍。
てかね、いくら完璧でも絶対綻びっつ〜か弱いところは出ると思うのよ。
それを見せられるのってごくごく限られた人だけだわな。
寧ろ跡部様からしたら気付けよ!ってとこだろう(笑
こんな感じで精神的に支えあう2人が大好きだ。