ディリー?闇鍋アラカルト
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僕の悪夢体験の、その後の話を書こう。
空手部の先輩の夢の後も悪夢は見た。 その数ヵ月後の悪夢の時には、夢の途中で夢の中だと気付いた。 そして、その時にも悪夢を克服する事に成功した。 その後は悪夢を見る事が少なくなった。 今も覚えているのがバスに乗った夢だ。 どういう事かバスはブロック塀に向かって進んでいる。 このままではぶつかってしまう! 気持ちが昂ぶった。しかし、冷静さも持ち合わせている。 どうせ僕は乗客だ。バスの進路を変える事など出来はしない。 おとなしく、ぶつかるに任せるしかないのだ。 その時どういう事が起こるか? 僕は重症を負うだろうか。死ぬだろうか。他の乗客はどうなるのだろう。 それを、この目で目撃出来るのだ。 何という得難い体験! 僕は覚悟を決めて見届けようとした。 バスは塀に激突した! 場面がパッと変わった。 夢だったのだ。 この夢以後、悪夢でパニックを起こした事は一度もない様に記憶している。
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