|
|
■■■
■■
■ 校則の思い出
校則が厳しいと書いたが 本当に事細かに決められていた。
髪は眉に届けばピンで止める。 肩に届けばゴムで二つに結ぶ。
パーマ、カール、髪染めは禁止。
スカートの丈は膝まづいてスカートが床に届くくらい。 鞄の幅をつめない、などなど。
週に一度は風紀検査があった。
今ならば「プライバシー侵害」だと 生徒や保護者から訴えが起こりそうなほどの検査だった。
鞄の中はこまなく検査される。 勉強のもの以外のもの、 雑誌や漫画、ファンシーグッズ、レコードなどは没収。
幅を細くしようと水に漬けたりして細工された鞄には 容赦なく分厚い木片が底にはめ込まれる。
スカート丈を長くしている子には 即風紀の怖い先生に長時間説教され、 カールやパーマの恐れのある子は 保健室に連れて行かれ、髪を水につけて更に検査。
こんな面倒なことを掻い潜ってまでして おしゃれにしたりする気力は全くなかったし 「いい子」でいなければならない自分にとって それに違反しないキャラクターになっていた。 一番面倒な髪は伸ばして無難な三つ編みに。
学校の帰りにお店に立ち寄ることも禁止されていて I袋のパルコの地下などには先生が時々見張っていたらしい(^_^;) まれに見つかって先生に捕まり、注意を受けた友達がいた。
自分はそんな危ないところは寄らず、 地元の沿線の地味なあんこやさんにお友達と寄ったことがある。
当時の自分としては精一杯の そしてささやかな抵抗だったのだろう。
2010年09月05日(日)
|
|
|