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2003年02月08日(土) 就活の季節

最近電車に乗ってると、リクスー姿の大学生を見かけるな。明らかに初々しいというか、男子も女子もスーツに着られてるというか、そんな雰囲気ですぐ分かる。現大学3年生の就職活動もいよいよ本格的になってる。

この俺も一応業界が業界だからか、OB訪問を受けて、大学とかで3年生二人と話してアドヴァイスしたりしてる。来週には、絶対俺よりできるだろうっぽい(電話の感じでは)子からのOB訪問を受ける。逆に俺が御教授を受けそうなんだが……。

でもね、偉そうに言うわけじゃないけど、就職活動はどんな業界にも共通した最終面接までは確実に行けるコツがある。最終面接は適当なルックス、学歴差選びの面や、その会社に合う人材の選定とかがやっぱりあって、一筋縄では行かない。

けど、最終まではコツというか王道がある。その最終だって一筋縄では行かないとは言ったけど、自分が志望する業界で適性があるならば、自ずと不利は無くなるので受かる。つまり、入りたい業界や会社ならそこの知識もあるだろうし、熱意もあるし、いくらでも話してアピールもできるし。大甘な「きっと私にはここしかない!」的な希望的観測じゃなくて、確固とした熱意と知識があれば必ず「熱意・知識>学歴」になると思う。先日書いた、学歴差別を乗り越える。

こういった抽象的な俺の考えを、具体的な方法に還元して、俺は後輩にアドヴァイスし提供するようにしてる。職人じゃあるまいし、何も盗まれるものはないからね。知ってること全部を教えるようにしてる。アドバイスした後輩には、絶対希望の会社に内定することは当然、その会社で大成してほしいな。お互いにクソな周囲を変えて行きたい。これ見て暑苦しくてウザイ願いに思う鬼畜な輩もいるだろうけど、ほんとそう思う。そうしなきゃ変わらねえ。一人一人の意志が変わらなきゃ変わらないよな。当たり前だけど。外野で小泉さんとかに野次を飛ばすだけのやつは最低。食わされてるくせに。そんな景色ばかりが見えるよ。

今月のロッキング・オンの50ページ開いてみろっつーの。そのクラッシュとジョー・ストラマーの広告のコピー読んでみろっつーの。「やるしかないのに、そんな簡単な事が解らないやつらが多すぎる」、まさにそう。自分の今置かれてる立場は人それぞれだけど、そこで何が出来るか考えていかないと。別に聖人君子になれって言ってるんじゃない。日々のルーティーンワークに忙殺されてる人が一番大甘。それで、終わっていいわけ? つまらないと思うけどな。先日飲んだ、コピーライターになる友人に俺が尊敬するのは、まさにそこに気づいて頑張ってるとこだな。あと、Drやってくれてたユースケなんかもほんとそうだったなー。いろいろ頑張ってる。俺ももっと頑張る。

最近、あるテーマで書いてて、どんどん言いたいことが飛躍していくな(笑) とにかく、OB訪問は俺も自分の考えを再確認する意味で、ためになる。まだ働いてないけど、うまい茶や飯くらいおごって、楽しくそして真面目に話すのはほんと面白い。どんどんアポイントの電話来ないかな。なんて。

今の時期は、受験、就職なんかでホント人生の可能性に挑戦できる時期だよね。街を歩いたり、電車に乗っていてそう言った立場の人を見ると、ネガティブな不安も雰囲気として流れてるけど、それ以上に「やってやる」「変えてやる」みたいな希望と熱意を感じる。『ターゲット1900』を必死に読んでる高校生、徹夜で仕上げたんだろうエントリーシートを何度も読み返してる大学生、どちらも大変な時期はすぐ過ぎる。今の状況を十二分に楽しんで欲しいな。終電間際にべろべろになって肩がぶつかっただけで因縁付けてくるリーマンのおじさんには、そんな経験は二度とできないんだから。

生き急ぐのは楽しいね。


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