2003年06月11日(水)
少し季節外れの話題ではあるけど、先日テレビで取り上げていて、その無責任さに唖然としたので・・・
地方議員は12年勤続で65歳から最低250万円の年金を貰えるらしい(勿論その期間中一定の掛け金が必要)。 それが今年4月から1割カットされた。 つまり、4月1日に地方議員をしている人は、今までより年金が1割カットされるという事だが、何と任期中であるにもかかわらず、年金欲しさに3月末日で辞職した議員が相次いだのである。
テレビの取材では、一番多く辞職した県・・・一挙に4人辞めた和歌山県を取り上げていた。 当然、取材マイクは、当該地方議員に向いたが、呆れ返るぐらい横柄な態度。 「辞めて何が悪い」と開き直る元議員。 「自分一人ではないのに、何故テレビが取材に来る」と取材拒否をする元議員。 「退職金がないのが悪いんだ」と責任転嫁する元議員。 取材を受けた一人の議員は「体調が悪くて・・・」と答えていたが、それを翻す他のA議員の証言。 実はA議員がその年金の事を仲間内で話題にしたら、周りが騒然として次々と辞職していったそうで、そのA議員自身「どこが体調不良だか・・・」と苦笑していた。 そのA議員は「本音では年金がカットされるのは、辛いけど、投票で選ばれた以上、任期を勤める」と、3月末日では辞職しなかった。 ま、それが当たり前の話なんだけど・・・
こんな無責任な地方議員はさっさと辞めちまえ!と、思ったけど、辞めると任期を辞めなかった議員より年金多いのよね。 何かペナルティはありませんかねぇ〜。
(注)各都道府県の長・・・つまり知事になると退職金があるそうです。
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