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新潟県中越地方地震

2004年10月25日(月)


土曜日の夕方、PCを閉じようとしていたところへ強い地震が起こった。
東京で震度4。
かなり長目で、揺れが静まってほっとしていると、暫くたって又揺れた。
テレビを付けてニュースを見る。
新潟からの中継中にも余震があると、数分後我が家も揺れた。
少し前にも震度4の地震があったが、段々揺れ方が小さくなってもそれが続くと、怖かった。

震源地が 浅いのと 逆直下型と言うことで、分散して大きな揺れが続くらしい。

専門家に言わせると、阪神大震災で初動の遅れに比べて、今回は首相に通報メモが届くより早く官邸対策室を設置。
自衛隊の派遣も阪神大震災の時とは、比べ物にならないほど早いという。

それでも、ラジオでニュースを聞いていたら、多くの避難所で配給されている食事は、毎食お握り1個かパン1個。
それも、人数分ない避難所が多いという。
かと、思えば今朝、テレビでは、昨日のパンの余りを、希望者に配っている避難所もあった。
アチコチで道路が寸断されていて、各々の避難所への食料の配給も侭ならないのだろうが、避難所によって、格差が出てしまっている。
避難所には行かずに、自主的にテントを張ったりして避難している人々は正確な人数さえも把握できてないというニュースが流れている。
新潟では、雨が断続的に降っていて、寒さも一段と厳しくなってきている。
気象庁は「寒さ対策にも充分気をつけて」と呼びかけている。
しかし、そのニュースを聞く数分前、ある避難所は500人の避難民に対して、15枚の毛布しかないというニュースを聞いたばかりである。

皆、各々の立場で、一生懸命避難している人たちのために動いているのだと思う。
でも多くの人たちが、空腹に耐え、寒さと余震の怖さに震え、きっと眠れぬ夜が更けていっているのだろう。
それは「言葉にならない」と避難している人が言っていたが、体験した者でないとわからない。

ただこんな最悪の状況の中でも、命の誕生もあった。
どんなに大変な時でも・・・人間は明日への小さな希望をもって生きていく。





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