経理の心理

2002年09月30日(月) 予算

今日、担当している部署からかかってきた電話の中で。

「7月分でコピー機の修理代11,300円を修繕費で落としているのがあるんだけど」
「ええ」
「うち(その部署)の入力ミスだと思うんだけど、可能だったら修繕費から業務委託費に変更してほしい」

コピー機の修理代。
これが修繕費か業務委託費か。
微妙なところでかなり迷いました。
これからも使う資産なのだから修繕にもあたるだろうけど、修理なんかは業者さんにお願いしてやってもらうものなので、業務委託したことにも変わりない。

で、そもそも何故変更する必要があるのか。

それを後で聞いたところ、
「コピー機の修理代はいつも業務委託費として予算を組んでいるから、修繕費としてしまうとオーバーしてしまうので」
という回答。
要は意味的なことより、実用的に変更してほしかった、と。


予算。
この部署で働くようになって、イメージが具体化したもののひとつ。
これまでは、ただ「収入から割り出す“使えるお金”」と思ってた。
でも、実際企業では、使えるお金である経費の目標値であるほかに、売上や原価といった損益関係の方も予算を作り、それを達成できるようにする。
まあ、よくよく考えてみれば、四季報を見ても今後の企業業績予想なども載ってるので、その基となる行動目標のようなものがなければ作れないんだろう。
どこも来年は上向くっていう予想になるのも、目標があからさまに下に持って活動する企業はないから、ということになるんだろう。

そういうところをつきつめると、今日総務に借りたガムテープ2つも総務の経費分だからちゃんと返さなきゃいけないというところに行きつく。
うーん。


今日の労働 9:00〜19:15
今日の英語 リスニング2.5時間


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