...白狐

 

 

- 2003年08月25日(月)


甘え方も知らず 甘える術も知らず

ただ 意地を張って過ごしてきた毎日

そっと その手が背中を撫でる

流れ落ちる 雫

押しつぶしてしまいそうな位 抱えた雫

流す事も出来なかった 雫

溢れ出しそうなのに いつも笑ってた

溢れ出しそうなのに いつも流れてこない

体は知ってたの?

心は知ってたの?

抱えた雫が 何かを教えているように

意識の外から 何か語りかけてくるように

背中に持った 顔で笑ってた

ずっと このままだろうと思ってた

なぜだろう

雫が落ちてきた

そしたら 君の顔が目の前にあったよ








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