...白狐

 

 

- 2003年11月28日(金)


こぎれいに 歩んできたつもりも無い

人の道なんか とっくにそれてる

傷つけ歩んできた道

壊しつづけ 踏みつけ 握り潰し歩んできた道

指を刺し笑うがいい 石を持ち投げればいい

それでも 治まらないなら この身を滅ぼし消せばいい

握り締めた拳の中に 変わらぬ思い一つ

語らずただ歩んで来た

傷つかない 流す涙もどこにも無い

何も感じる事など無いから

傷つけ歩み続けられる

優しさの欠片さえ持ち合わせてない

強さでもない

空いた手に いつしか握り締めていたのは

憎しみと反抗の狼煙

そんな奴が 生きて来れるほど

馬鹿みたいに 人に優しく おせっかいな人々

溢れすぎてる その優しさが痛いよ

何を語る? その優しさで

何を伝える? その優しさで

自分の身を削り 何を伝えていくのだろう?




あなた達が 優しさで語ると言うのなら

俺は この牙を使って語っていこう

傷つかず 傷つけ語っていこう

そして 全てが返ってくるとき

終わりが見える

付けた傷が この体に帰る時

安らかに眠りにつけるだろ




...




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