...白狐

 

 

- 2004年03月24日(水)


散り行く桜をただ 見ているだけ

手を伸ばす事も無く 花びらを 目で追う

風に舞い 鮮やかに舞う 花びら

全て散り 消えてゆく花びら

木はまた 花を咲かすのに 全てが消えていく様

季節は まためぐるのに 全てが消えていく様




季節の様に 人の罪は繰り返されて

時のような 人の流れ

確実に進みつづけ 戻らない針

刻まれるのは 罪











愚かな木は 

めぐる季節を繰り返し 時の中でゆっくりと大きくなっていく

そして






いつの日にか 枯れはて

散らせる花びらさえも 失うのだろう

 


...




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