AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

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日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2002年09月02日(月) ペルーの写真

昨日の夜、子供達が寝静まってからダンナがごそごそと上のロフトからアルバムを出してきて見ていた。見ればペルー旅行の写真、といってもぐらが生まれた育児休暇中に「復帰後頑張っての前払い」的にひとりで家計からお金を出して行かせてあげた(というのも語弊があるかも)時のものである。ああ太っ腹の私(笑)

その時はもちろん育児休暇の給付金がまるまま使えて余裕があったというのもあるし、ひとりだけ4ヶ月ぐらいの赤ん坊を一週間家で見ている分にはさほど苦にならないってのもあったな。今は育児給付金はその時よりも月額の2割→3割と増えてはいるが、保育園継続登園、あと基本の月額が残業をしていないため安いのでほとんど残らない。よってもちろん今回はそんなイベントはなし。

ダンナは旅好きで、帰ってくれば律儀に写真を整頓している。きれいに一眼レフで撮れたものは引き伸ばして飾ってある。今は南米のイグアスの滝、サンフランシスコのヨセミテ渓谷のドーム、スイスのマッターホルン、そしてペルーのマチュピチュ遺跡が額に入っている。
ちょうど2年前に行った旅情に浸っていたらしい。脱日常。今はなんてったってどっぷり育児に浸からざるを得ないからささやかな自分の心を取り戻す時間なんだろうなあ。

私は旅は街好きだったけど、ダンナと結婚してこういう「自然の世界遺産」系の旅行先の良さも経験することができた。これが同じような価値観の人と結婚したならきっとそういう「広がり」は無かっただろうなと思う。日本の自然ももちろん好きなんだけど、想像を越えたけた違いの自然の中で歩いていると自分の存在の小ささを常に感じる。それは「ちっぽけ」というわけではなく「自然の一部としていずれ消えていく帰属感覚」とでもいったもので心がのびのびする。

いずれ子供達にも経験させてあげたい。と私は思っている。ダンナもきっとそうだろう。

今日も暑いが夜がとても秋めいていて眠りが心地よい。ぐらは保育園のお別れのときちょっと泣いた。
ぐりは3ヶ月も過ぎ、ハンドリガード(手をまじまじ眺めて遊ぶこと)がはじまったので早速ぐらの時のプレイジムを組み立ててみた。ぐらの時よりも興味津々のようだ。ぐらは怖がっていた気がするんだけど・・(もう忘れかけ)
母乳の状態も良好。夜、朝はとても張っている。なんだか分からないけど充足感あり。母性なのかな。これって。

ダンナに触発されて新婚旅行のイタリアの写真を出してきた。わ、若い・・・・私、ダンナもだけど。自分では変わっていないつもりでも時はきっちりとその取り分を取っていくもんなのね。ああ。

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