AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

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日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2002年09月04日(水) 犬の散歩

うちの家はサバービア(郊外)にある。山とかを切り開いて一挙に開発するいわゆる新興住宅地ってやつだ。というわけで、街自体がすでに計画されているので整然としていてきれいだ。保育園へぐらを送っていく道も遊歩道になっていて、両脇にはいろんな種類の木が植えられ、車は通行禁止。ジョキング・ウオ−キングをしたり、犬の散歩をしたりする人に朝は会う。

若い頃はそんな「造られた街」にさほど興味も無かった私。できればもっと雑然とした街の息吹を感じられるようなところに住みたかった。ちょっと歩けば喫茶店があったり・・・みたいなところ。京都とか。
しかし、家を購入した時はまだバブルの余韻を残していた頃でとてもそのあたりの家には手がでない。結果的に今のところに落ち着いた。
もちろん、職場からは遠いが、駅に近く生活をするには便利なところと、一歩出れば自然が残っている。もともと小さい頃はそういうところでそれこそ日が暮れるまで外遊びして育った私なのでこれもいいかなと思った次第。
子供が2人いる今、結果的にだけれどもその良さを満喫している。やはりそれぞれの人生のステージや選択によって、良しとする環境ってのは変わってくるものなんだなあ。

毎日ぐらをその遊歩道を通って保育園に送っていく。保育園までその遊歩道は続く。暑いがもう紅葉が少しづつ始まっていて、毎日あか・きいろ・ちゃいろのはっぱを拾うのをぐらは楽しみにしている。蝉が鳴く。かえるの声がきこえる。空が青い。鳥がバタバタと飛んでいく。毎日ぐらは楽しそうだ。時間は多少かかるんだけどね。
ぐりは抱っこ紐に揺られて毎日木の葉の茂みと青空と日の光を見ている。もちろん彼女は覚えてはいないだろうけど、でも、その風景は脳裏に残れば嬉しい。「千と千尋の神隠し」で「忘れてはいない、ただ思い出せないだけ」という言葉のとおりに。

ところで話はがらっとかわるけど、朝9時前ぐらいに犬の散歩をしている30−40代の働き盛りに見える男の人が多い。彼らの職業は何なのだろう。謎だ。だってサラリーマンだったらこの時間にそんなことはできない。
同じく夕方5時ぐらいにもたくさん散歩させている。これも謎。誰か教えてください〜
謎といえば、育児休暇中の私より遅く保育園へ子供を送っていき、帰りも私より早く迎えにくる親の多いこと。いままではわからなかったけれど、これも多い。
うちの保育園って、倍率が高くてフルタイム以外は無理と言われているのに・・・・謎だ。

ぐりはハンドリガードだけではなく、スーパーの袋をかしゃかしゃ手で握るのがお気に入りである。日々進歩。

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