3月日記は終わりにしたんやけど。 書き忘れたことを思い出したので。もうひとつだけ。
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3月末に。あたしは引っ越した。 約3年住んだ下宿を出て。新しい職場の寮に入った。
寮って言っても。普通にマンションを借り切ってる感じで。 ちょっと古いけど。ありえへんほど広かったりする。 (普通にファミリーマンションっぽいのね。) かなり贅沢に空間を使えてて。ちょっと幸せ。
でも。前の下宿を出るときはほんまに辛かった。 荷造りに時間がかかって。バタバタしまくりの引っ越しで。 干渉に浸るヒマなんて全然なかったんやけど。 夜になって。ガスも水道も電気も止まって。いざさよならってときになったら。 いろんなことが思い出されて。ほんまに涙が止まらんくなった。
あたしの3年間が詰まった部屋。 いろんなことを感じて。考えて。過ごした部屋。 そしてそれは。そうると過ごした部屋。 あたしたちのいろんなものが。染み込んだ部屋。
楽しくて笑った。悲しくて泣いた。 いろんな声が。きっと壁には染み付いてる。 戯れて生まれた汗。ケンカして生まれた涙。 いろんな体液が。床にだって染み付いてる。
あぁ。ここにはそうるとあたしの生きた証が染み付いてる。 愛しすぎるこの空間から。出て行かなあかんなんて。
・・・ありえへん。手放したくない。
出て行く時になって。鼻の奥がツンとした。 クローゼットの中段に座って。部屋を見渡したら。 あぁほんまにさよならなんやなーと思って。泣けてきた。 ぱぱちゃんもままちゃんもおったけど。隠れて泣いた。 帰りの車でも泣いた。泣きすぎてやばかった。
あたしはほんまに幸せな大学生活を送れたんやと思う。 そうるにかぎらず。出会ったすべての人に感謝したい。 あたしはたくさんの友達に恵まれた。たくさんの思い出をもらった。 いろんなことを教えられた。いっぱい成長させてもらった。 何度言っても言い足りんけど。ほんまにすべてにありがとうって思う。
でもやっぱり最後には。そんな気持ちは自然と最愛の人へ向かう。
ねぇそうる。あたしの引っ越しの日。 あんたは用事があって来てくれんかったけど。 あんたの分も。あたしはあの部屋にありがとうを言っといたよ。
あの部屋で。ほんまにいろんなことあったやんね。 あんたと始まって。幸せで。でも終わりかけて。また始まった。 数えきれんほどの笑顔と涙が。あそこで生まれたやんね。
愛しい空間は。いつだって永遠じゃない。 いくつものさよならと。いくつものこんにちわ。 あたしたちは繰り返して。そして生きていくものやから。
でもね。さよならしたって失うわけじゃない。 だってあたしは忘れへん。愛しい日々を忘れへん。 あのとき感じたあたしの気持ちはみんな。あたしの魂になってる。 食べ物が血や肉になるように。経験がみんな魂になってる。 そしてこれからのあんたとあたしの日々に。 いくつものこんにちわがあることも。あたしは分かってる。
だから。もう泣いたりはせーへん。 あたしは。いっぱいいっぱい抱えて進んでいく。 抱え切れんほどの思い出と気持ちがあるけど。 ねぇそうる。それはあんたが一緒に抱えてくれるやんね。
結ばれて。もつれて。ほどけかけて。でもやっぱり結びついた。 そんなあんたとあたしやから。これからも一緒に進んでいくから。
ねぇそうる。あたしは何ひとつ悲しむ必要なんてないんやんね。
↑珍しく素直なそうるに。またちょっと泣かされた。 |