***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2004年10月04日(月)君を記憶していく。

ねぇそうる。あたしちょっとあんたに笑われるかもしれん。

昨日会ったとき。あんたの車に乗せてもらったやん。
「あーバイクがよかったー。バイク乗りたいー。」って。
ほんまは車に乗れるだけでも嬉しかったくせに。
素直に喜ぶのが悔しくて。あたしはバイクバイクって言ってみた。

そしたらあんたも。あたしに合わせるように。
「うちだってバイク乗りたいわ。雨やからしょーがないがな。」って。
逆ギレっぽく興奮してくれて。喚いてくれた。

なんかそれがじゃれてる感じで。妙に幸せやった。
やっぱりあたしたちはこんな感じよなーって思って。
あたしは1人勝手にだらしなく笑ってた。

そしたらね。あたしまたしっかりあんたの夢を見たんやけど。
夢の中で。あたしたちはバイクにちゃんと乗ってたんやけど。
あたしはなんと。後部座席で傘さして座ってたんよね(笑)。

雨やのにバイク。無理してでも乗りたいあたしたちの本心の表れ(苦笑)。
あんたの飛ばしてる速度は120Km/h。それやのに傘なんて。
しかもその傘。カタチもそのままでちっともひん曲がってへんし。

「傘めんどくさいー。いらんやん。濡れようや。」って言うあたしに。
「あかん。うちの愛車が風邪ひいたらどうすんねん。」って怒るあんた。

あぁ。ありえへんよね。なんてあほみたいなやり取りやろう(苦笑)。

てゆーかね。そうる。あたしが1番笑えたのは。
あんたと会ったときのちょっとした会話のやり取りなんかを。
しっかり脳は記憶してて。夢にまで出してきたりするっていう事実。
仕事とか。勉強とか。覚えなあかんことは山ほどあるのに。
そーゆうことはからっきし無理なくせして。こーゆうことは覚えられる。
ちっちゃいことやのに。無意識のうちに。細胞の一部に記憶されてる。

なんかね。そーゆうのって幸せやなぁって思った。
あたしの細胞。ひとつひとつあんたを記憶していく。
出会って5年目。あんた色に染められた細胞は。
あたしの中でどれぐらい増殖してるんやろうね。
そしてこれからも増え続けていくことを考えたら。
あたしの中は。きっとそのうちあんただらけになるね。

やばいね。やばいけどやっぱり幸せやね。
なんでもかんでも幸せに直結させすぎかもしれんけど。
それでも胸の中があったかくなるこの気持ちは。幸せってことやんね。

・・・まぁ今でも十分あたしはあんた一色やけどさ。そうる。





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