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■ ○か×
昼前に会社へ行く。
会社の方針変更に伴うこれまで作ってきた資料の書き直し。
このプロジェクトのプレゼンをこれまで何回もやってきたのだけれど、対象としている材料の研究というのは、すでに十年以上も前から続けられていて、まぁ言ってみれば屍累々のところだったりするのです。失敗例を含め色々な情報が多いということが、まったく新しいものをゼロから始めるよりはいいであろうという認識が上司にはあったのでした。
まぁ、周りからすれば今更何故○○なんか始めるんだという感じをもつのでしょう。それで。開発をするなら××でしょう、今度組み立てる実験装置でも充分出来るじゃないですか、××ならお金を出しますよという話になるらしい。けれど、××は大学の研究室を含めて色々なところで開発が進められているもの。うちが手を出すにはリスクが大きいのではという事で、上司は躊躇していて○○をやって形になったらゆっくり××をするという考えだったのでした。ところが、だんだんとそうも言っていられない状況になりつつある今日この頃。
先日、会議室での打ち合わせの最中に、会社の方針として、今まで続けてきてようやく形が見えてきた仕事を全部終わらせて××一本で行くか、どうするかという話が出ました。
“どう思う?”って。
○○も××も、これまで取り扱ったことのない僕からすれば、どちらも材料開発という面からは同じようにしか見えないんですよね。会社の役員くらいになると守るべきものが多くありすぎて、××一つに絞るというのは非常に大きな決断をしなければいけない事なのだろうけど。そんな背負うものが全くない僕のような者からすれば、ここで××に集中して取り組んだほうがいいような気がして。やるだけやって駄目だったらそれでいいのでは、なぁんて思ってしまうのだけど。
とにかく、××は競争相手の多いところなので開発にゆっくりと時間をかけてはいられないもの。さてどうなるか。上手くいくといいのだけれど。
てへ。
2002年09月07日(土)
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