| 2003年06月13日(金) |
橋本駅周辺の都市再生申請について |
市は国に対して標記を行いました。 申請を行ったということは、ほぼ指定させることとなります。 これにより、橋本駅北口周辺と南口日金工周辺は今後方針に添った民間からの提案により再開発へと進む可能性が高くなります。 そこで、問題だなと思う点が大きくは2つあります。 1つは、県立相原高校が外れている点です。 橋本駅周辺の将来を考えるならば、相原高校の移転は避けて通れないと思います。今回の網掛地域は民地が大半ですが、公も含まれています。また、南北一体の申請なので、相原高校を外した形は明らかに歪です。 「県教育委員会として5年後までに(都市再生の事業化期限)相原高校の移転を考えていないから」だそうですが、理由にならないのではないでしょうか。県と共同申請の形なので外さざるを得なかったのが市の見解のようです。公のエゴのような気がするのは私だけでしょうか。 2点目は、日金工側の相模線向こうです。 これは、既に工場を解体し約2/3が市の公園、残りが民間への売却地となっています。そして、民間売却の1/3が既に新たな企業が立地をしています。残りの2/3が売れずに残っている状態です。 そして、この土地全体を現在もある日金工の部分と併せて地域としました。 たしかに、残地が売却できず様々な問題が発生している経過はありますが、線路をまたいで、公園も既に企業ができている土地も含めて行うことは、残地の処分(活用?)が目的と取らざるを得ないと思います。町づくりとして大切な場所であることは理解しますが、結果的に一民間企業の救済が最初にありきと思われても仕方がない線引きではないでしょうか。そもそも、公園建設(移転)時からボタンの掛け違いが始まっているような気がしてなりません。 他に思う所は幾つかありますが、以上の点が大きな問題点だと思います。 決して後ろ向きな考えではなくです。 どのように取り上げるべきか現在検討中です。。。
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