| 2003年09月08日(月) |
down on the crossroad |
ゴザンスの800字にデルタブルースの祖ともいえるロバート・ジョンソンのことを書きました。彼のレコードをはじめて見たのは、高校二年の時、場所は大阪・心斎橋のサカネ楽器。その時すでに伝説のブルースマンだったんですが、なんといっても彼の存在を全世界に広めたのは、エリック・クラプトンです。彼がクリーム時代にカヴァーした”cross road”によって。
たぶんアメリカ人の黒人だって、その名前なんか知らない。ブルースなんてそれほどマイナーな音楽なんです。特にその創成期の人たちは。 むしろイギリスや日本のブルースマニアの方が本国よりも詳しい情報を体系的にもっているでしょう。
800字に書いた悪魔伝説は実際に現在も語られつづけている話です。そのことを歌った me & devil blues という曲もあります。 なぜそんな風に言われたのか。それはやはり突然ギターがうまくなったということによります。 これはだけど、あることなんです。あるポイントのようなものがあって、それを超えると突然、自由自在に操るようになる、ということ。
それをロバートは十字路で悪魔にあった。なんでも望みをかなえてやるというからギターがうまくなりたいといって、二人で酒を呑んだ。奴が消えた後、おれはギターがめちゃめちゃうまくなったんだ、と歌ったわけです。
だから、あいつは悪魔に魂を売ったんだと、ブルーズファンやプレイヤーの間ではずっと信じられつづけてきています。今も。 そうかもしれませんね…。
じつは十字路で霊にあえるというのは、イギリスの古来からの言い伝えなのです。 それでなのか、あるいはそれゆえなのか判然としませんが、十字路に行き倒れの亡くなった人を葬ったといいます。
それから長いときが経ち、草葉の陰でロバートも、自分の歌がミシシッピデルタから全世界にひろがっていつたことにびっくりしているでしょうね。 それもひょっとしたら、契約の続きかもしれません。
天才といわれたロバートは27歳のときに毒殺されました。原因は他人の女に手をだしたから、となっています。 ほんとうのことは瞳の中に青ぃ炎を燃やした人物が知っているのでしょうけどね。
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