NHKの「日本美林紀行」を偶然見ました。 あまりに美しい照葉樹林に目を奪われていました。 樹齢千年になろうかというカヤの巨木がまだ元気にオーラを振り撒いていました。
宮崎県綾町。ここも戦後、日本中に進んだスギ、ヒノキのみによる改造林事業の波に洗われそうになったそうですが、町長の直観によりそれを回避。見事な照葉樹が生き残ったわけです。
町長の直感は、生命の多様性が奪われるという危機感。林野庁にはこの地方の有名な「黄金の鮎」と呼ばれる鮎が黄金ではなくなってしまうと説得したそうです。
鮎も清流も残りました。多様な照葉樹の付加価値は年とともに、その評価を高めるばかりです。綾町にはカヤの木による碁盤制作が事業として確立され、樹齢千年のカヤの木は1立方メートル4000万円の値がついたそうです。
森というのは一度失われると、まず回復しません。まれに回復する事があっても人間の三世代から四世代ぐらいの、 いや、ひょっとしたらもっと時間がかかります。 今は亡き町長は英断を下されたんだと思います。
日本でもこういう森や原生林の価値がようやく見なおされてきました。観光客もこういう森だからこそ行きたい、という人が増えています。 綾町はそんな波に乗って、流出する一方だった人口が逆転し、なんと過疎地域指定を取り消すまでになりました。
黄金の鮎は泳ぎ、なんと熊鷹が飛んでいます。熊鷹というのは森の食物連鎖のトップに立つものですから、多様な動物がいなければ棲息できないんですね。
繰り返し映される、カヤの木。その他の照葉樹たち。映像を見ているだけで身体とこころが解れていくのがわかりました。 で、そのバックに流れていたのがウォン・ウィンツァン(ピアノ)+山本公成(ソプラノサックス)のデュオによる、アースブリーズ�供�それもぼくがいちばん好きなAquqticという曲です。
照葉樹と透きとおった水とカヤ。まさにアースブリーズ。素敵なプレゼントでした。夜になってアースブリーズ�兇鬚發Π貪戞∧垢い討い泙后�
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