| 2009年01月16日(金) |
直木賞/気仙沼の古書店 |
芥川賞、直木賞の発表があった。 京都新聞が一面トップで紹介。綿矢りささんの時以来だ。 それもそのはずで、直木賞受賞の山本兼一さんは京都市北区在住なのだ。 また以前に京都新聞で山岡鉄舟を主人公にした小説を連載されていたからなおのこと。 候補になって三回目での受賞である。
「京都市北区」はなんだか賞と縁がある。これで直木賞、芥川賞。現代詩の「H氏賞」まで揃った。 このうち現在北区に住んでいるのは山本兼一さんだけだけれど。
ところで、去年の暮れ、「音函」と「街函」を買ってくださった方から、「こんどはもう少しサイズの小さい本に応募してください」とお願いされた。 比較されている「サイズの大きい本」は婦人公論のことである。
サイズの小さい本?…どうやら文芸誌に投稿してほしいということのようだった。 それを今年の目標にした。
さめやらぬ「吉行熱」。 吉行本をようやく探し当てた。場所はなんと宮城県気仙沼。 探していて気がついたんだけれど、いつのまにか全国の古書店ネットがかなり整備されている。 これから書店経営をする人たちは、これまで以上に若い頃からパソコンやネットに慣れているはずだから、もっともっときめ細かくなっていくだろうと思う。そうなってくれるとありがたい。
探していたのは昭和50年発行の潮出出版「吉行淳之介自選作品」の�気鉢供�(�靴�ら�垢呂討發箸砲△蠅泙后� これは吉行さん自身も編集に参加されている。 そのせいか中編、長編、短編、エッセイが一巻ごとにバランスよくパッケージされていてとても読みやすいのだ。 字も「全集」のように小さくない。
そして村上春樹氏が「若い人のための短編小説案内」で取り上げた吉行作品「水の畔り」(短編)が収められている。 村上さん自身、たぶん書店で手に入らないから図書館で読んでください、と断り書きを入れていた作品なのである。
何度か書いているけれど、犬の介護のために家に出来る限りいなければならないので、図書館で本が読めない。借りればいいんだけど吉行淳之介全集のある中央図書館になかなか足が向けられない。 いろんなことを家にいて済まさなければならなくて、ついついネットに頼ってしまうのだ。 介護老人の世話をなさっている方などもそうなのかな、と想像してしまう。
ともあれ気仙沼の古書店に早速発注。メールを待っています。
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