レポート用紙を買いに久し振りに丸善へ。
ここのオリジナルのレターパッドがお気に入り。 シンプルで書きやすいので、レポート用紙代わりにしている。 歌詞をうつす時や、ラジオの原稿(一応、曲順などの進行を書いている)に最適。
文具のコーナーに行ったら、 来年のカレンダーフェアをやっているようで、 色んなデザインがたくさん。 私はやっぱり猫カレンダーに目が行ってしまう。 日本猫やら、アメリカの猫、プロバンスの猫。 まだ早いかなぁと思い、カレンダーはお預けにして、レターパッド。
文具と同じフロアにある洋書コーナーに少しだけと思って寄り、 ペンギンリーダースの棚を眺めていたら、「リプリー」を発見。買う。 前回に買った「レインメーカー」があと少しなので自宅で読み、 「リプリー」は仕事の合間に読み始めようと思う。 ペンギンリーダースは薄くて軽いし、何より語彙数を抑えてあるので、 わからない単語がこの私でさえ、一ページに一・二語くらい。 なので、つーと読んで、あとから判らない単語を調べても充分意味が通じる。
帰り際、万年筆のコーナーにふと目をやったら、 ガラスのケースに万年筆とカラヤンの写真。
「え?」と思ってみたら、なんだかよくわからないのだが、 カラヤン仕様(?)のようなニュアンスで(ちゃんと詳しく見なかった)、 巨匠のめちゃかっこいいお写真(笑)と黒い万年筆が2本、ディスプレイされている。 その万年筆のフタのぐるりにピアノの鍵盤の絵が施されており、 後から考えてみたら、もしかして写譜ペンだったか?とも思った。 何万円かだったと思うが、カリグラフィーペンの細いペン先が好きな私は、 写譜ペンで満足した事がない為、今一つ買おうという気が起きない。
多分それは、現在使用している五線紙が、 以前に500枚くらいを知人から買った五線紙(見開きA3の五線紙で特注。本来はそのサイズはない)で、 普通に販売されている五線紙と規格が違うため、五線の間隔が狭く、 音符のたまを小さく書かなければならないことに起因する。
だから、急ぐ時はシャープペンシルで走り書き。(というか殴り書きに等しい)
カラヤンのが写譜ペンとしたら、ペン先の細さはどのくらいなのか、 今度、確かめてこようと密かに思っている。
2003年10月30日(木) |
ジョニ・ミッチェルのビデオ。。 |
今日は、スティングの最新DVDと、ジョニ・ミッチェルのこれも最新ビデオを買う。 ミッチェルの方はDVDが売り切れだったので、輸入ビデオ。
先ほど、ミッチェルの方を観終わった。 1960年代後半からのあの複雑な時代性や、 彼女の公私共に多彩で濃厚な人生。
最初はストレートな髪だったのが、 音楽やライフスタイルの変遷と共に、 様々にヘアメイクが変化していくのも興味深かった。
実は「ブルー」や「ウッドストック」のピアノ弾き語り映像を今回初めて見た。 どの映像を見ても、どれも新鮮で、見飽きない。 ただ、インタビュー部分にはこちらの英語力が足りないせいもあり、 「?」な不明な部分が多々あり、何回かリスニングにチャレンジ(笑)しようと思う。
でも、やっぱりDVDを取り寄せるべきだろうか。。
2003年10月29日(水) |
ジョニ・ミッチェルの笑い声。。 |
今夜ラジオで、1970年のジェームス・テイラーとジョニ・ミッチェルとのライヴ(BBC録音)がオンエアされると聞いていたので、 家人に録音を頼んでおいたのを聴きながら書いている。
聴いていると、CDではわからないジェームス・テイラーの本当の良さが、 このライヴ音源を聴いて初めて理解できたような気がする。
さて、まだ声が初々しいジョニ・ミッチェル。 テイラーとデュエットした「サークルゲーム」で、 ちょっとだけ彼女の笑い声が入るところがあり、いい意味で少し驚いた。 その笑い声が、テイラーにとても気を使った笑い方で、 まるで少女のように清楚でけなげでとてもいい。
ちょっと、どきっとした瞬間だった。
先週から、遠くでお仕事(移動をも含み、楽しかったのですが)だったり、 歌入れの録音があったりと忙しかったせいもあり、 多少、体の方がお疲れ気味のようで、加えて先月からの微熱がまだ続いており、 頭の方まで、ちとぼうっとしている。
ぼうっとしながら、ふと歩きながら足元を見ると、銀杏の葉やら何やら、 たくさんの枯葉が、知らない間に、毎日歩いている道路上に散乱している。
そういえば最近「枯葉やってぇ〜」(笑)とリクエストが続いていたなぁと、 今ごろ気が付くこの体たらく。
そう。もう枯葉のシーズン真っ盛り。
なので、鼻がむずむずしたり、顔まわりがちかちかするのはこのせいかぁと、またまた納得。
枯葉が落ち始めると、もう次は初雪のシーズン。 これからのヴィンテージなシーズンはドラマティックでゴージャスで大好き。
約二ヶ月後には皆で無事、年越しを過ごせたらと思う。
さて、次回の録音は来月。
あと4曲分録り終えているピアノトラックに歌を入れたら、 一応、録音の方は、一段落つくかと思う。
残った4曲をどうやろうか、ピアノトラックを聴きながら、あれこれ考え中。。
今日は、次回のアルバムの為に録音したピアノのトラックに歌入れの録音日。
昨日と一昨日は、函館行きの仕事で、結局、睡眠が二〜三時間ずつ。 よって、昨夜はあまり声が出ず、いつも聴いて下さっている方から、 「もしかしたら(声が)枯れた??」と指摘され、 うーん、これはちとまずいかも(先月の一件を思う)と、 今日は普段より大目に寝ようと思っていたのだが、 いつもより早く起きてしまい(苦笑)、 ここ二・三日の習慣が抜けなかったのかと、人のバイオリズムの不思議を感じた。 それでも、睡眠は普通には取れたので、少しずつ喋ったり、 コーヒーを飲みながら静かに歌ったりと喉が慣れるまで、様子を見る。
さて、録音は5時から。
二回目の録音のピアノのトラックも出来上がってきていたので、 そちらの方から始めて、数曲入れていったら、すでに9時半を過ぎる。 どうしよう、次の曲で終わろう終わろうと思いつつ、結局十時半まで。 本日、7曲録音。
帰宅して、食事。 その後、「何だか三国無双がしたい気分なのだ」と下の娘に言ったら、 「あー斬りまくりたい気分なんだねーー」(笑)と、付き合ってくれた。 んで、その通りに、結構斬りまくり(笑)。
それで気分すっきり休日モード。 久々、ワインを飲みながら、ネット徘徊中。。
昨日、函館での仕事を終え、今日の昼すぎに札幌に戻った。 函館の仕事で関わった方達はとても高感度な方達で、仕事も楽しかった。
さて、今回は車や飛行機の移動(荷物は預ければいいので楽)ではなくて、 JRの一人旅だった為、迷ったのは、まず衣装をどうやって持っていくか?だった。 それに靴、譜面やらコスメなどえとせとら。
思い切って、スーツ売り場によくあるアレ、 「ガーメントケース」を買ってみたら、これがすごく使いやすい。
衣装をまず中のハンガーにかけてファスナーすると、ポケットが大小ついており、 それぞれに靴、アクセサリー、基礎コスメ(化粧水など)、軽い着替え、 お薬などがぴったりと収まり、半分から折って、またファスナー。 外側の大きめなポケットに譜面ファイルを入れた。 後は肩から掛けるだけ。
うーん、すっきり。シンプル。 雑誌を買っても、まだまだ収まるペースもある。
その大きな画板のようなサイズの黒のガーメントケースと、 普段持ち歩いている小さめのバッグ一つで、充分、物は揃う。
何で今まで気がつかなかったのだろうと思うくらい、とっても便利この上なし。
ただ、幾らでも入るからと言って、 たくさん荷物を詰めるとずっしり重く、いささか今日は左肩が痛い。 物は使いようなのであった。。
深夜、急な雷雨。
ピカっときたなぁと思ったら、 どどどーんと大きな雷が落ち、かなりのどしゃぶり。
街中が雨に煙る。 はねあがった雨で、くるぶしから下がびしょぬれに。 お気に入りの靴も水浸し。
車のワイパーも利かない。
秋にしては、随分と蒸し暑い日だと思っていたら、案の定の豪勢な雷雨である。
帰宅した今も、外ではぴかっ!ごろごろごろごろごろ。。 冬が来る前に雷さんが大活躍。
「今日はレベル99でっせ。太鼓も特大をご用意させて頂きました」
うーん、どこかに落ちてなければ良いが。
昨日、約一ヶ月ぶりに全身マッサージに行く。 先生に「限界です。限界がくる前に来てください」と言われた。
自分ではまだ、限界のかなり手前のつもり(笑)だったのだが、 あまりに固まっていて(特に肩から肩甲骨にかけての部分が)もみほぐしづらい模様。
その第三者的な限界のレベルを知りたくても、本人としては慢性化している為、 今一つ、限界レベル(臨界レベルか?)の自覚が出来づらいのかも知れない。
がんがらがんに固まった背中を、先生が汗だくでもんでらっしゃるので、 もしかしたら先生にとって、私の背中が限界なのかも。。とふと気付き、 仕事とはいえ、なんだかお気の毒に思ってしまった。
今度こそは限界の一歩手前に行こうと思うのだが、 気付いた頃には、結局、とっくのとうにその時期は過ぎているのかもしれない。
お陰で今日は、肩と背中は軽いのであった。。
今日は久し振りにお会いした方がいて、 「泣いちゃいましたが、聴きに来て本当に良かった」とのお言葉に、 こちらの方こそ、何だかとてもうれしかった。
約一年ほどのブランクがあり、とてもやせて(うらやましい〜)綺麗になりましたねというと、「色々あったんです」と、この一年間の出来事を話された。
それは本当にいろいろとあった一年間で、人はいつ病気に倒れ、 どんな修羅場に立たされるのか、全く予測がつかないとつくづく思った。 でも、今は心身共に健康で、 生き生きと好きなことを愉しんで暮らされているご様子。
まだまだ悩み事はつきない人生だとは思うが、 まずは、日々どのようにエンジョイしながら暮らすのかだと思う。
さて、ある方からぜひ歌って欲しいと言われて音源まで頂いている曲で、 シルバーの「ミュージシャン」という曲の譜面おこしをしているのだが、 「生きて行くのはそう簡単なことじゃない」という意の歌詞がリフレインで何回も歌われており、ミュージシャンじゃなくても、生きて行くのはそう簡単なことじゃないと思う。
人それぞれに悩みやたいへんさは違っていても、 生き抜くのはそう簡単なことじゃないと思った今日の出来事であった。
久し振りに、仕事帰り、みんなで「まむろ」というお店に豚丼を食べに行く。 まむろのご主人は、たまに私のラジオ番組も聞いていただいているそうで、 名前まで覚えていてくださっている。
豚丼がくるまで、自家製のいか塩辛で熱燗を頂く。 今夜は気温10℃以下。 熱燗で温まる。 そのうちに豚丼が出来上がる。 味付けしてこんがり焼けた豚肉も美味しいが、今日はご飯も美味しい。 ぴかぴかして、噛み応えがあり、極上のうな重のご飯のよう。 一粒一粒が美味しい。アルデンテなご飯。 「今年の新米」だそうだ。
ちなみに最近、家で食べているスーパーで購入したお米の味が今一つ良くない。 「コシヒカリ」のはずなのに、 ここ数年食べている味と食感とは異なるような気がする。
そういえば、新米が出ているのかどうか、お米売り場をチェックしていなかった。 不作だそうで、小売りの方には出回っているのかどうか。。どうなのかしらん。。
昨日は手稲山に初冠雪だったそう。 いよいよ冬も近くなってきた。
仕事の途中、時間があったので丸善へ。
入り口のワゴンセールで、バーゲン本をまず一冊。 旅行の予定は全くないが「サバイバルのためのトラベル英会話辞典」。 1750円が700円。 白いシンプルな縦長のデザインで、「ん。持ちやすそう〜」と即買い。 先日「言ってはイケナイ英語」を買ってから、 気分が多少英語づいているのかも知れない。
洋書売り場で、ペンギンリーダース「レインメーカー」(ジョン・グリシャム)も購入。 リーダー教材の模様。 後ろの方に、設問まである。 単語はかなり忘れている(初めて出会うのもあり)ので、 後で調べようと思った単語をチェックしながら、読む。
グリシャムの原文というのを初めて読むのだが、リズムやテンポの良い英文だと思う。 声に出して読むと、映画のナレーションのような抑揚のある文章で、かなりかっこいい。 今一つ意味が「?」の文でも、美しい文章に感じられる。 邦訳の出ている方が良かっただろうかとは思うが、 多少、わからない文章を、推理しながら読み進むのもスリルがあっていい。 それに、読み解く鍵が単語一つの場合が多い。
後で調べて謎解きする(笑)予定。
今日は、次のアルバムの為の二回目の録音。 午後3時に現場入り。 前回とは違う場所だが、同じ型のピアノ。 音楽院も経営されている所で、フルコンのスタインウェイレンタル・ルーム。
壁にキーシン(ロシアの天才ピアニスト)のサイン色紙が飾ってある。 そのキーシンのサインが、ロシア語となぜかカタカナで書かれている。 他にも何枚かのサイン色紙。 後で聞いたら、あのユンディ・リのサインもあるそう。
喉の調子を見ながら、ピアノだけを録ってみたり、弾き語りを録ってみたり。 気付いたら、もう予定の夜8時をまわる。
チーズケーキを買って帰宅。 ケーキを食べるときに、フォークが少し震えたので、 一瞬「?」だったが、そうだ、結構今日は弾いてた(笑)と思い返し、 ゆっくり食べる。
さて、これから昨日レンタルしてきたビデオ二本立て。
今日は何の日??
2003年10月11日(土) |
ストレス解消法って。。 |
今日のラジオはカサンドラ・ウィルソン特集。
テーマは「ストレス解消法」。
様々な解消法が寄せられた結果、結局は「自分の一番好きなことをして過ごす」ことなのだろうと思う。
「電源周りを取り替えたりしてる時」という方(彼はオーディオマニア)までいる。
さて自分はというと、DVDを見たり、音楽を聴きながら本を読んだり。 何か大きな仕事があるとき(コンサートなど)、 家のピアノを弾きまくると落ち着くのだが、 段々、変にテンションが上がってきて(笑)、その後非常に疲れてしまうので、 元気の良い時のストレス解消ということになる。
こうして、PCで日記を書くのもかなりのストレス解消になっていると思う。 ネット上の日記を読みに行くのも大好きで、笑ったり、癒されたり。
どうしようも無い時は誰にでもあると思うが、本当に悩みがあまりに深刻だと、 誰かに打ち明ける事も出来ないという人はたくさんいるに違いない。
一つでも吐き出す場所があれば、何かその人自身の手助けになる鍵が見出せるのではないだろうか、と思う。
今日は、先日録音したピアノの音源をチェック。 本人の苦労とは裏腹に(苦笑)気持ちよく弾いているように聴こえる。
録音のレベルは全く違うが、 中学生の頃に新しく買ってもらったテープレコーダーで、 ショパンやベートーベンを録音した時の記憶がふと甦る。 その時も本人はへとへとになるほど苦労して弾いているのに、 さっぱりと卒なく弾いているように聴こえるので、 苦悩した音ってないものかと思ったものである。
さてそれは置いておいて、次回の録音のラインアップをどうしようか考え中。。
秋になって本屋さんは、夏から比べると、多少お客さんが多いように思われる。
外は寒いし、冷たいジュースやソーダも長時間は飲みたくないし、 そんな時は本屋さんで本選びがまったりとしていい。
本屋さんをうろうろしている内に買ってしまった本二冊。
文庫の「ダライ・ラマ自伝」、NOVAの「言ってはイケナイ英語」。
ダライ・ラマは随分前にTVでインタビューを受けているのを見て、 単一の宗教家といった印象より、 世界の動向に敏感で、グローバルな視点で平和の為には助力を惜しまず、 未知なるものも現実の状況もよく理解している、 クレバーな平和運動のオーソリティと言った印象を受けた。 こういう高位の方には適当な言葉ではないのだろうが、 非常に老練でありながら革新的なコンセプトも合わせ持つ、 大規模な経営体における理想的なトップのような貴重な人だと思う。 少しずつでも読み進みたいと思っている。
「言ってはイケナイ英語」は、「え。これって言っちゃダメなの?」という言葉が目白押し。 まさか「milk tea」もダメだとは、思っていなかった。 勉強しようっと。
今日は、CDストアで新譜を二枚。 イリアーヌとリチャード・ボナ。 秋はNewリリースが目白押し。 新譜の試聴コーナーで、少し迷った。
帰宅して、DVDの「オーシャンズ11」(本編は封切り時に見た)のメイキング映像、 アンデイ・ガルシアとブラッド・ピット、マット・デイモンの解説付き映像を見る。 まさか全編?と思ったら、全編分あった。 これが意外と面白い。 一度見た映画にプラスされて解説音声が入るのだが、 それがまた新しい別の映画のように感じる。
映画館でこの本編を見た時、実は少しがっかりだった。 期待が大きすぎたのからかも知れない。 不思議だが、この解説付き映像は、かなり楽しめた。
ベガスのゴージャスな映像に、 ドビュッシーの「月の光」がなんだかはまっていて、素敵だなぁと今日は感じた。
2003年10月05日(日) |
日曜日の過ごし方。。 |
まず今日は、DVDをレンタル。
最近マット・デイモンにはまっているので、出演作3作。 マットの台詞回しが、英語の発音勉強にもなる。(とは弁解?笑) あともう一本、ハスキー犬(昔、家でも飼っていた大好きな犬種)がたくさん出てくる「スノー・ドッグ」。
今夜は「バガーバンスの伝説」「すべての美しい馬」「スノードッグ」と三本立て。
お出かけついでに買ってきたユーハイムのチーズケーキを、 フォションのシャングリラでいただきながら鑑賞。
「バガーバンスの伝説」は、ゴルファーのお話。 何から何まで随分と上品なつくりで、 幾ら音を大きくしても(セリフも静か)全くうるさくない。 海越えのコースの映像も美しい。 監督は誰かなぁと思ったら、レッドフォードだった。
「すべての美しい馬」はペネロペも出演。 まず映像が綺麗。テキサス、メキシコの荒野と澄み切った青空に白い雲。 ストーリーは、年若いカウボーイの気ままな生活かと思いきや、なんだか凄い展開。 これでもかと次から次とくる。 パッケージの写真を見たら、普通の悲恋ものか?と思うが、全然違う。 かなり完成度の高い映画なのだが、見終わって、へとへとになった。 それでワンちゃん映像がたくさん楽しめる「スノードッグ」で軽く締めくくり。
今週ゲットしたルーファス・ウェインライトの新譜を聴きながら、ネット。 すごいアレンジ。 プロデューサーが、ビヨークを手がけている人らしい。 だってあのクラシックのボレロのオケにウェインライトの歌がのっている。 ジャケットは誰の趣味なのかしらん(中世の騎士風。)と思って眺める、そんな日曜日。
深夜の仕事帰り、車の外気温計は8℃。
なかなか寒い。 街路樹も、少しずつ紅葉が始まっている模様。 私も、昨日から、ギャバジンのコートとニット手袋で秋の防寒仕様。
家に帰ると、ストーブで暖まった部屋はとても気持ちが良く、ほっと一息。 猫も大満足そうに引っくり返って寝そべっている。
まったりな週末。
さて、明日は休養の日にしよう。
2003年10月03日(金) |
雷蔵の「濡れ髪喧嘩旅」。。 |
ここのところ、BSで雷蔵の映画が一ヶ月に何本かオン・エアされているので、 ビデオにため録りして見ている。
ちなみに今日は「濡れ髪喧嘩旅」。 雷蔵には珍しいコメディ。
川崎敬三の演じる、肝っ玉が小さくて剣術はからっきし、 賭け事・女好きでお調子者(それでよく騙される)な城勤の武士と、 喧嘩は強いが、計算高い(とにかくお金が大事)知恵者の雷蔵演じる渡世人との何でもありな喜劇旅。
どうしようもない武士を見るに見かねて、色々と助け舟(でも有料。)を出す渡世人。 笑える場面が目白押し。 晴れ渡った青空のように明るい雷蔵も、実は存在していたのだと思う。
それにしても、公開時は多分二本立てや三本立てで、 つまのような存在のはずのコメディが、 豪華で美しいセット、素材や仕立ての良い衣装、 様々な色を際出させる微妙な照明。
贅沢な作りのコメディ時代劇で、お正月用だろうか。結構楽しめた。
今日録っておいたビデオを見ていたら、 地下鉄サリン事件直後の模様が映し出された。 何とも言えない気持ちになる。
この事件の当日、ニュースを見て、これはたいへんな事だと感じたが、 それが一体何なのか、さっぱりわからなかった。
ニュースを見れば見るほど、悪夢。 何が原因で、それが人為的なものなのか、それとも事故なのか、 最初は、誰もがわからなかったと思う。
普段、海外ニュースで目にする「テロ」は、 まず何らかの形でテロ組織から「声明」が出される。 だからという訳ではないが、「声明」なしのこの事件を、 化学兵器による「無差別テロ」と認識するまで、 かなり時間がかかったように思う。
地下鉄内で具合の悪くなった人が何千人も次から次と運び出され、 何十台もの救急車や消防車、パトカーが道路を埋め尽くす。 救助や治療にあたった方々の当時の映像もあり、 緊迫した現場の様子が手に取るようにわかる。
本当に恐ろしい。 ここまで規模が大きいと、人為的災害。
もう二度とこういうことがないようにと、祈るばかりである。
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