2007年01月15日(月) よあけのいろは なんであんなにかなしいんだろう よるは あんなにも劇的にはじまって とてもかなしくおわってゆく つめたいそらがきらきらして かがやきをますほど わたしの気力をうばってゆく 夜わたしとだれかを むすびつけて あんなにまぶしいひかりのなかでひきはなす なにもみえなくなってしまったら わたしはかえる場所すらみうしなう こわいけれど もうなれてしまったよ みんなけっきょく ひとりで じぶんのなかへ かえってく だれにたよっても 得したためしはないじゃないかって かなしいかおで言い聞かせている なんでにんげんはひとりじゃなきゃいきていけないんだろう なんでだれかがずっと側にいてくれたらっておもうんだろう かなわないからかなしくて でもねがうことはやめられなくて 朝をむかえたわたしは また 眠る ゆめのなかで あえたらいい なんておもう |