f_の日記
f_

■■■
■■
■ ウタ

偽善がどれほど
善をたすけるだろうか

力無きものほど
声高に叫べばいい
それが無力をさらけ出すとしても

心無きものほど
偽りをおそれるだろう
それが隠し持つ希望を
認めたくはないから

光が悲しみに
心が冷たく凍る夜に

僕ら掲げよう
力無きウタを

2003年03月22日(土)

■■■
■■
■ 反戦

大自然を前にして
出てきた言葉は

「美しい」

という
陳腐で工夫のない
飾りのない

その一つだった

その怖ろしさと
その無慈悲さを
知らないわけではないのに

本能の螺旋階段が知るそれ

言葉をこえた
螺旋階段のそれ

惑わずに
信じればいい

2003年03月21日(金)

■■■
■■
■ 神々の憂鬱

願いを聞き届けようか
天上への申請を行う

滞る採決の中
ニンゲンの不信の言葉を耳に

ならば一度聞いてみたい
その願いが叶えば
誰が幸せになるのだろう
誰がそこからこぼれるのだろう

大きな時間の中で
無にも等しい願いを

唯々聞き届けることで
何がもたらされるのだろうか

振り払って日々
神々の憂鬱

2003年03月07日(金)

■■■
■■
■ 眼差し

ああ
疲れたこの場所で

匂ひおこせよ
春の風

永久と久遠と彼の人と
夜空に描いた三角に

今日も疲れたこの場所で
虚ろな眼差しそそぐだけ

2003年03月02日(日)
≪ ≫ 初日 最新 目次 MAIL