いま、研究室でお世話になっているある人は実家通い。 お洗濯はお母様がする。 チェックのシャツにジーンズ以上終了という理系学生の定番ファッションの人で、香水をつけたりなんてテクニックが必要なことはしない。 先日、ちょっと教えて貰いたいことがあって至近距離に寄ったところ・・・
信じられないくらいフロ〜ラルな香りが、私の大脳を直撃。 惚れそうになった。 (多分、レノア)
『香水の教科書』
最近、画像やカウンタが表示されないことが多くて、くそ〜ネ○ネットめ〜と思っていたら、SleipnirがダメでIEならオッケーだった。 セキュリティのレベルは揃えているはずなのに・・・ なぜに?
社会見学のつもりで転職フェアに行った。 親子連れがいた。 子連れではない。 母親連れである。
ある意味転職本。
『ソニーな女たち』
きわめて『とらばーゆ』的。
『夢を実現したわたしの仕事わたしの方法』
仕事っぷりがあまりにもカッコ良い女性その� �
『私は驢馬に乗って下着を売りにゆきたい』
『鴨居羊子』
その�◆� この本に所収の『手袋をさがす』は、読み方は人それぞれだと思うけど、これも一種の転職成功物語。 サクセスストーリーか?と問われれば、きっと著者は否定しただろうけど。 今日やらないといつまでもやらないってことだ。 耳が痛い。
『夜中の薔薇』
いまさら説明不要。 新卒ゼロってことはなく、新卒売り手市場だけど。 景気がナベ底期に就職した身には羨ましすぎる。
『新卒ゼロ社会』
じつは、どちらかと言うと私は負け組。
『能力主義と企業社会』
こんな風に生きたい。
『「お先に失礼!」する技術』
寺村輝夫氏が亡くなった。 傍若無人な王様がちまちまイタズラしたり活躍したりの「おうさまシリーズ」 料理が嫌いな大人でもその気にさせてくれる 料理未経験の子供ならワクワクできるお料理ブック「こまったさんシリーズ」「わかったさんシリーズ」 その他もろもろ多作の絵本作家だけど、子供第一主義でいらしたのではないだろうか。 ざっと著作を見てみると、「子供の生活」に目を向けた本ばかりだ。 それも"道徳的”に上から見下ろすものではなくて、子供と一緒に考えていくような身近さ。 教師ではなく、お父さんかお爺ちゃん。 まさに惜しい人である。まだ80前なのに・・・。 合掌。
王様シリーズといえばコレだ! びっちり鳥がつまった鳥小屋と、ちんまりした王様の対比がおもしろい。 小泉今日子と同じくらいのロングセラー商品。
『おしゃべりなたまごやき』
見た目よりも美味しさよりも、作るワクワクを与えてくれた本。 もう新しいのは読めないのか・・・こまったこまった(涙)。
『こまったさんのオムレツ』
『こまったさんのコロッケ』
追悼の大人買いをする。 姉にあかんぼが生まれたら、いつの日か押し付けよう。 嫌とは言わせないぜ。
『わかったさんのおかしシリーズセット(全10巻)』
寺村作品以外も入った本ですが。 「おやつオムニバス」という究極の幸福本。
『おやつを食べながら読む本』
| 2006年05月21日(日) |
期待を裏切るよれよれ男 |
『ナイロビの蜂』原作を読んだ。
結末について最初に抱いた感想を言うと 「えええええええ!?そんな・・・」 であった。 期待していた結果ではなく、納得がいかなかった。
しかし時間をおいて考えてみると、どうも私の認識が間違っていたようだ。
『ナイロビの蜂』は、サスペンスではなくて完全なるラブストーリーである。 一見、あらすじとしては妻の遺志を引き継いだ正義の人・ジャスティンが巨悪を暴くべく奮闘するかに見える。 だが、彼を動かすのは正義ではない。 原動力は、妻への愛情と失いかけて取り戻した信頼。 それだけである。
ジャスティンは八面六臂に動き回るヒーローではない。 颯爽としたエリート然としているのは冒頭の一瞬。 その後、一度はヨレヨレのボロボロになり、様々な局面を経て次第に悟りを開いたかの如く透明な境地へと向かっていく。 (中盤のヨレヨレっぷりが、ダメ中年好きとしては魅力的といえないこともない)
ジョン・ル・カレ→陰謀サスペンスと、短絡的に思い込んで読んでいたので、終始違和感を感じてしまった。 ル・カレファンの間では評価の高い本ではないのだが、その原因は私と同じ誤解を持ちつつ読んだ人が多かったということだろう。 スパイ小説の大家の本だということは忘れて、深い愛情物語だと思って読めば素直に感動できる。
これから映画を観に行かれる方、小説を読まれる方は清らかなるラブストーリーをお楽しみ下さい。
『ナイロビの蜂(上)』
『ナイロビの蜂(下)』
小悦を読むにあたって、英国人の階級意識について知っておくと読みやすい。 あとは、アフリカの地図を傍らにおくべし。
『ミドル・クラス』
『階級にとりつかれた人びと』
この話が好きな人は↓お勧めかも。 なんかラストシーンが似てるかな。 こっちの方が希望に満ちているけど。
『刑事たちの夏』
NHKの集金が来た。
私は現在長期出張というか出向中である。 そのため、社員寮と今住んでいるアパートの二ヶ所の住居がある。 世帯は1つで住まいは2つ。 アパートの家賃は全額会社持ちだが、社員寮の寮費は払っており、寮費には視聴料も含まれている。 ここで払ったら二重払いだ。 納得がいかずに軽く討論してみたが、結局早く帰ってほしい気持ちが勝って支払うことに。 負けである。 集金係が私と同じ年頃で同じ苗字だったので、なんとなく強く出られなかったというのもある。 (私の苗字は比較的珍しい系)
うーむ・・・悔しい。
『NHKの内幕』
『NHK 問われる公共放送』
| 2006年05月02日(火) |
たとえ世界を失っても |
河出文庫『20世紀SF(2(1950年代))初めの終わり』を買った。
私はSFファンという訳でもない。 学生の頃は読んだけど、しばらくご無沙汰だった。 というのも、世界観に入り込むまで時間がかかるから。 (ファンタジーもしかり) 一冊読み終わるほどじっくり読む時間はなかなかなくて、なんとなく遠ざかっていた。
しかしこの本は短編集なのでサクサク読める。 その上選りすぐりの逸品ばかり。 言わば具材と味付けに手抜きのない、厳選幕の内弁当(\950)。 出汁の効いた卵焼きもお煮〆も美味しくて、箸も止まらない。 久々に、SFを読んだときのワクワクを味わえて、良い買い物をした。
中でも良かったのは 『初めの終わり』(レイ・ブラッドベリ) 『たとえ世界を失っても』(シオドア・スタージョン) の2つ。 どちらも、SFというのは単なる設定に過ぎない。 SFを読まない人にもお勧めしたい。 前者は家族小説、後者は恋愛(純愛?)小説として面白い。
特に後者。 「同性愛を肯定的に書いた初めてのSF(本書より抜粋)」。 (主人公たちは決して美形ではないので、その辺は脳内フィルターをかけるなり、見ないことにするなり個人で処理して頂く必要がある) しかし、最後のモノローグを読んでから改めてタイトルを読むとじんわり味わい深い。 ちょっと引くような、いや時にはドン引きの設定の作品が多いスタージョン。 でも、単なる変態じゃない。
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