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「さっきのあの人の言葉、△△△っていう気持ちからだよね。」 「ちがうよ。○○○っていうことだよ。」 私は△か、もしくは□という考えしか持たない。 でも彼女は、○という考え方ができる。 私はそこで初めて、○という考え方もあるということを知る。 そして、○という考え方ができない自分を知る。 ○という考え方ができたなら前向きになれたのに、私の考えにはなぜかトゲができる。 そのトゲが、私を内面から突き刺す。 こーゆーのは、身から出た錆、とは少し違うかもしれないけれど、 自分が苦しくなる原因が、他ならぬ自分自身からきているなんて… 救いようがないじゃん。 だって、「自分」が一番難しい構造をしているのだもの。
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